東京都江東区北部の地域。清澄 一〜三丁目・白河 一〜四丁目。
清澄地区は、北端が小名木川・西端が隅田川・南端が仙台堀川に接する。
もと三菱財閥創業者・岩崎弥太郎邸の庭園であり、都指定名勝の清澄庭園が二丁目・三丁目に広がる。
町名は、江戸初期に沼地だったこの地を開拓したうちの一人・清住弥兵衛に由来するという。
白河地区は清澄の東に位置し、北端が小名木川・東端が大横川に接する。
寛政の改革で有名な老中・松平定信の墓所がある霊厳寺が一丁目にあり、町名も松平定信が白河藩主であったことに由来する。
霊厳寺に隣接して深川江戸資料館がある。
両地区ともいままで交通の便が悪かったが、2000年(平成12年)の都営大江戸線開通・2003年(平成15年)の半蔵門線延伸により飛躍的に便がよくなった。現在ではマンションの建設ラッシュである。