A. 自分では普通に歌っている(と思っていた)状態を客観的に見てもらったら、実は口を動かし過ぎる癖があったということですね。一般的に自分の癖をひとりで見つけるのは難しいものです。だからこそ、レッスンの中で第三者の目によって癖を見つけられたときは、まずは改善する部分が発見できたのだと喜んでください。 そもそも癖というものは無自覚に行われる行為なので、指摘された時点では自分が動かしているにも関わらず、鏡を見ないと「感覚がわからない」となるのはごくしぜんの流れだと思います。そんな自分に驚くかもしれませんが、それこそが改善への第一歩なのです。無自覚な行為に、ようやく意識を向けることを開始したからです。…