うちの灯油タンクの下に、くるくる螺旋状の白い線が伸びている。ちょっとした“バネ”みたいな形で、地面の方へ向かって、ぐるぐると潜り込んでいくように見える。 これ、雪国ではよく見る光景かもしれない。灯油タンクというのは、寒い地域でストーブやボイラー(給湯器)の燃料として使う灯油(家庭用の燃料)を貯めておく大きなタンクで、家の外に設置されているのが一般的。そこから家の中まで、配管を通して灯油が供給されている。 その配管の一部──地上に見えている、くるくるとした螺旋状の線、“ポヨンポヨン”が今回の主役だった。今回、この 螺旋状の線を、新しいのに取り替えることにしたのだ。古い銅管は、うっすら一部が緑色に…