日本の自殺者数は、1998年に3万人を超えて以来その水準で推移しており、日本の大きな課題のひとつだといえます。
自殺対策を推進するためには、
・自殺について誤解や偏見をなくすこと
・それに正しい知識を普及啓発すること
が重要だといわれています。
自殺を個人の性格のせいにするのではなく、
社会構造のひずみが個人に及ぼす影響の結果であると解釈すること、
また、原因はよくわからなくても、できることから取り組みを始めることが大切だと
考えられはじめました。
何に取り組めばよいのか、分からない場合には、
実績のある東北地方の行政や民間団体の活動が参考になります。
最後に、国の取り組みとして政府は
「9月10日の世界自殺予防デーに因んで、毎年、9月10日からの一週間を自殺予防週間として設定し、国、地方公共団体が連携して、幅広い国民の参加による啓発活動を強力に推進」することとしました。