清浄明潔すべてのものが光り輝く お花見シーズンが終わりを告げようとする頃、誰もが若葉の輝きに心躍らせ、そよぐ風に清々しさを感じ、どこからともなく活力が湧いてくる魔力に酔いしれ始める。 二十四節季の『清明』の節季が始まった。暦便覧で「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」と記されている時期である。 一年のなかでこの時期ほど、のどかに、のびのびと過ごせる時期はない。季節が万人の気持ちを前向きにしてくれるのかもしれない。 何ごとも前向きに捉えられるこの素晴らしい時を逃すことはない。ステップアップを目指してもいいし、これまで「壁」と感じて諦めていたことに再チャレンジするのもいいだろう。 …