日本政府が主導する「AZEC(アジア・ゼロエミッション共同体)」構想を旗印に、アンモニア混焼技術を東南アジアで推進する日本の重工業界。メディアが描く「現実的な移行」という耳ざわりの良いフレーズに守られたその姿は、一見、国内の巨大な雇用とサプライチェーンを維持しながら脱炭素を成し遂げる、極めて堅実で合理的な経営戦略のように映る。 Challenging Japan's promotion of ammonia co-firing for coal power generation(E3G) しかし、一歩その内幕を覗き込めば、そこにあるのは戦略的な合理性というよりも、レガシー(過去の遺産)を捨てる…