昔から何かしらの感覚が鈍い人間である。 一番親に恐怖を与えたのは「自転車のパンクの感覚がわからない」という事実だ。 何度教えられても、まずタイヤの空気の抜けを感じることができないので、ぺこぺこのタイヤのまま自転車を使い、よくタイヤを駄目にしていた。 それもあり、自転車は苦手である。 ただ、現在は頻繁に原付に乗っていて、流石に原付の空気圧不足は命の危険性もあるため、うちの父親が定期的に確認してくれているらしい。 自転車の時も、現在の原付でも、乗るだけでは異変に気が付けないので、タイヤを触って確認したりもしているわけだが、それでも気が付くことができないのである。 また同様に、鼻風邪に対してもすごく…