「朝顔を育てる長女の不安」(長女6歳9ヶ月、次女三女4歳8ヶ月) 困ったことがあった。 自閉症児の長女は何かを育てるのが好きだ。しかし、そんな長女の好みを僕は気が付かずにいた。ボストンにいた時には、何かを育てるゆとりもなく、そして帰国後もバタバタしていたため、自宅で何かを育てることはできなかった。また、発語しない長女から、「何かを育てたい」という希望を聞くこともできなかったということもあり、僕らとしては、花が好きなのかな? という程度しか察することもできなかったというのもある。 思い出してみると、長女が2歳の頃、僕はよく公園に連れて行っていた。何が好きか嫌いかすらも分からない長女を公園に連れて…