普段特に気にすることもなく株を「買う」という表現をする。 モノやサービスの対価としてお金を払うことを「買う」というが、株を手に入れる時も「買う」と表現するのはちょっと違うように感じている。 株を手に入れようとしてお金を払うとき、ほとんどの人はドキドキする。でも普段の買い物のときにはそんなことなく淡々とお金を支払っている。高額なものを買うときはさすがに平常心でいることは難しいが、それでも株を買うときのドキドキとはちょっと違う気がするのだ。 モノやサービスの対価としてお金を払う時、つまり「買う」ということは同時にお金を失うことを意味している。お金を失うかわりにモノやサービスを手に入れる。そしてその…