午年を『小社会260101』は思う。年の瀬、久しぶりに高知城の石段を上った。杉の段で来訪者を迎えるのは、馬の横に立つ山内一豊の妻の銅像。名馬購入で夫の出世の糸口をつかんだ内助、二人三脚の逸話はなじみ深い。思えば人と馬の古くて深い関係は、故事成語や慣用句の多さにも表れている。馬が合う。天馬空を行く。人間万事塞翁が馬。もともとは騎馬民族の侵入を警戒する言葉という天高く馬肥ゆる秋。「馬車馬のように働いてもらう」。そう自民党議員に述べた高市首相も真価を問われる年になる。冷え込んだ日中関係を含め、難題にはぜひ幅広い視野をお忘れなく。支持率は高くても、諫言には馬耳東風でもいけない。ともあれ、人々の暮らしが…