『腹式呼吸運動が胃食道逆流症に及ぼすプラス効果:ランダム化比較試験』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 下部食道括約機構(LES)の一部である横隔膜脚に対し、呼吸による訓練を行うことで、胃食道逆流症(GERD)にプラスの影響を与えることができるかどうかを調査した。 患者19人は、能動呼吸訓練群10人と対照群9人にランダムに分けられた。呼吸訓練群は、pH<4.0の時間が減少(食道内のpHの値が4以下となる時間が短い=胃液の逆流の減少)したが、対照群には変化がなかった。 呼吸訓練群はQoLスコアが改善したが、対照群には変化がなかった。9ヶ月の長期追跡調査では、呼吸訓練を継続した患者(…