ダシ

こんちは!
三月になったと言っても、まだまだ気温は寒い寒い・・・
こんな寒い日にはラーメンが食べたくなってきますよね!
僕はラーメンが大好きで、朝昼晩がラーメンだったらさすがに怒りますが、
5日に1回くらいはラーメンを食べてもいいかな。というくらいのラーメン好きです。つまり普通です。
そんなラーメンが大好きな僕には、ラーメンに対する、ある『こだわり』があります。
・・・それは、『ダシ』です。
僕個人では、ラーメンにおける「ダシ」は、ラーメンの命だと思っています。
ラーメンを作っていうラーメン屋の店主は、ダシには一際気を使っているのではないでしょうか。
そんなこだわりがあるからこそ、ラーメン屋で食べるラーメンはとても美味しいのです!
では、家で作るラーメンはどうでしょうか。

こちらは約5分くらいで完成するラーメン。 ダシにこだわりなんて持っている暇もありません。
ラーメンのダシというのは長い時間をかけて仕込むもの・・・
「時間」=「美味しさ」と、言っても過言ではないと思います。
では、インスタントラーメンをさらに美味しくするために、何を使ってどんなダシを作ればいいのか・・・
その答えはこちらです!!
 
 

そう・・・『うわばき』です!
正しく言えば、これは僕が3年の間、卓球部にて履きながら部活に汗を流したシューズです。
このシューズには、言うまでも無く、色々な「ダシ」要素となる何かが染みこんでいます。
なんたってあの暑い夏も、寒い冬も、トイレも、ずっとこの靴を履いて3年間過ごしてきましたからね!
いわば、愛情を込めて育てあげたようなものです。
素敵
靴の中敷も、とっても素敵な感じになっています。 こりゃあ良いダシが出ますね。
このシューズからダシを取れば、美味しいラーメンが出来上がるに違いありませんよね!
臭いも・・・
素敵
とても素敵な香りでした。 さすが3年分。
では、早速作ってみましょう!
 
 

まずは、大きいお鍋にたっぷりのお湯を沸かします。
 

次に、沸騰した鍋に塩を入れて・・・・・
 
さよなら
ぶちこみます。
そして、このままフタをしてしばらくシューズを煮込みます。

本当は野菜とか魚を入れたほうがダシっぽくなるのですが、素材の味を生かしたいのでこのままです。
 
しばらく煮込むと、謎の危険臭で目と鼻をやられます。
なんだこの現象
鼻の奥にキノコが生えそうな臭いでした。 すさまじく不快です。
 
家族から苦情も出たあたりで、ずっと近くにいる自分も限界なのでシューズを鍋から取り出します。
くっさ
臭すぎてぶれる。
あまりの臭いに手が震えてしまいます。
 
が、努力の末、とっても美味しそうな「ダシ」が完成しました!
黄金
なんて素敵なダシなのでしょう!
ちなみに味見をしてみたのですが、
ズズッ
・・・

とても素敵な味でした。
 
では、さっそくこのダシにインスタントラーメンを入れて、ラーメンを作ります。
その後、トッピングをして完成したのがこちらのラーメンです!!
 
 
中敷入り
その名も『3年ラーメン』!! 
ちなみに、素材の味を生かしたいため、ラーメンについていた粉スープは使っていません。
余った。
それなのにこの濁り具合・・・感動しますね。
死。
では、早速食べてみましょう!
 
 

先ほどダシを味見してしまったために大体の味がわかってしまったので、もう楽しみでしょうがないです。
俺 「寝たいwwwwww」
正直、ここから逃げ出したいです。
ですが、好奇心も強いのが現状・・・一体このラーメンはどんな味がするのか・・・
まずは、スープから味わってみたいと思います。
俺 「いただきます・・・」
 
ズズ・・・
・・・・・
やっぱりね
俺 「苦ぅぬ゛おお゛ぅ!!!!」
この顔
ダシの味見の時にもだったのですが、このスープ、すごく苦いのです。
なんというか、工場から漏れ出た有害物質のような苦味のイメージです。すごい科学味。
胸の辺りが痛くなるほど苦かったです。
スープを飲んだだけでかなりのダメージだったので少し休憩をしまして、
 
今度は麺を味わってみたいと思います。
俺 「・・・・・」
フーフー
ズルッ
・・・・
・・・・・
ボッ
ほぼスープの味でした。 殺す気か。
しかも麺はすすらなくてはいけないので、あの酷い臭いが直接肺にINします。
 
そして最後にチャーシュー(中敷)を食べてみたのですが、
もうやだ
アグッ
ほらもう。
俺 「マズーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
これが一番まずかったです。 諸悪の根源ですものね。
 
俺 「マズ!!!マズ!!!苦!!!!!苦いまz―――

椅子破損
不味すぎて椅子が壊れた
 
あまりの不味さに椅子がぶっ壊れてしまいました。
この後もかなり激闘を繰り返し、精神力がギリギリまで削り取られましたが、完食できました。
鼻水だらだら、もう死にそうです。

 
今回のラーメンでわかったのは、「年月をかけるのも大概に」と、いうことでした。
まず僕は、うわばきをダシに使うことから間違っていたのかもしれません。
でも、ほぼダシの味しかしなかったので、ダシはラーメンにおけるとても大事なものだということは確認できました!
結果オーライですね! 僕は死にそうですけど!
 
では、今日はこのへんで!
ではまた!