春先に増える『変質者』を撃退しよう!

こんにちは、ARuFaです。

季節は
気温はポカポカ、風はそよそよ、小鳥たちはさえずり、花が咲き乱れる素敵な季節です。
 

そして春は出会いの季節。新生活に入学式、新学期やクラス替え等々、素敵な出会いが増える季節でもあります。
しかし春に増えるのは、なにも素敵な出会いだけではないのです。
春先に増える何とも嫌なもの・・・それはそう変質者です。
暖かな気候に気が緩むのか、はたまた本能的なのか。春先には変質者が増えることで有名ですよね。
そして、何を隠そう僕は変質者が許せません。
 
許せん!
素敵な季節であるはずの春なのに、何故に奴等は変態行為に及ぶのか!
・・・許すまじ、許すまじ変質者!
しかし、いくら変質者をあれこれ非難したところで、自分の身は自分で守るしかないのが現実。
特に、自分の家の回りなどは入念に変質者からガードする必要がありますよね。
・・・と、いうことで本日の僕は、そんな我が家を変質者から守るため、
一日を通して家の前を見張り、そして変質者が現れれば即座に撃退したいと思います!
 
うおおお
大事な家族の暮らす我が家は、この僕が守ってみせましょう。
 
見張ります
・・・こうして、僕の戦いは始まりました。
 

さあ変質者よ! どこからでもかかってきたまえ。その時が貴様の最期の時だ!!
 
 
〜1時間後〜
 
 
・・・さあ、僕が家の前に立ってから1時間が経過しました。
 
 

変質者はまだ現れません。
我が家の家の前は依然平和なままです。大変喜ばしい事です。
 

しかし、変質者はいつどこから来るのかわかりません。
油断せず、見張りを続けましょう。
 
見張ります
 
 
〜2時間後〜
 
 
家の前に立ってから2時間が経過しました。
 
 

変質者はまだ現れません。
そりゃまあ、家の前に2時間立っていただけで変質者に遭遇するってのも、怖い話ですけどね。
どんだけ変質者が多い地域だよ。みたいな。
まだまだ家の前は平和なまま。先程は猫が日向ぼっこをしていて気持ち良さそうでした。
 

しかしここで気を抜いてはいけません。しっかりと見張りを続けます。
 
 
〜3時間後〜
 
 
さて、変質者を追い返すために見張りを続け、3時間が経過しました。
 
 

変質者はまだ現れません。
おかしいですね。春には変質者が増えると聞いたはずなのですが、そうでもないのでしょうか。
こう言ってはアレですが、さすがに3時間も待つとそろそろ変質者に遭遇したくなってきます。
 

変質者が現れれば撃退する準備はできているというのに、そういう時に限って現れないのが悔しいですね。
そろそろ現れろよ変質者。撃退してやるから出てこいよ。何なんだよ。
・・・おっといけない、問題発言でしたね。取り消します。
 

平和なのは素晴らしい事です。しかしそろそろ変質者が出てきてもいいのではないでしょうか。
 
 
〜4時間後〜
 
 
変質者を撃退するために見張りを続け、もう4時間が経過しました。
 
 
 

 

変質者はまだ現れません。
いやね、いいんですよ。平和が一番なのはわかるんですよ。
でもね、さすがに4時間も張り込んでたらさ、出てきて欲しいわけじゃないですか。
なのに現れないっていうのは何なんですか。寂しいじゃないですか。
 

寂しいんですよ。変質者が現れないと。
もういっそのこと変質者の方は今すぐ僕の家の前に来て下さい。撃退するので。
撃退すれば、晴れて見張り終了ですから。こっちも4時間立ちっぱなしでおかしくなりそうなんですよ。
 

変質者ーーーーーーーーーーーー
来いよーーーーーーーーーーーーー
変質者ーーーーーーーーーーーーー
 
 
〜夜〜
 
 
 
そして、結局変質者は現れず、夜になってしまいました。
 
 
 

ア゛ァーーーーーッス!!
 

バスコォォォーーー!!
 
 

アォオオオオオオオオ
 

ピポ
 
 

アオオオオオオオオオオ
 

ピポポ
 
 

ピポポ!!!!!!!
 
 

 
 
 

ングァァァァァァァァァ
 
 

オ゛ァアアアアアアアア
 
 

イ゛ァア゛ァ゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ッ
 
 

ッパァーーーーーーーーー
 
  

そっ
 
 
 

結局、最後まで変質者は現れませんでした。
 
もしかしたら、この世に変質者はいないのかもしれませんね。
そしてそれはとっても素敵なことだなと、僕は思いました。
春は、僕が一番好きな季節です。
 
おわり