東横線ほっつき歩き2010
ひさしぶりに、ゆっくり休日。
なんとなく本屋さんを回ろうと歩き出したら、
思いがけず長旅&大収穫となってしまった。
定期券を使っての、東横線ほっつき歩き。
まずは学芸大学駅から。以前ちらっと入ったくらいの、
ブックオフをもう一度。もう原則105円文庫・新書だけ見よう。
購入。ブックオフ学芸大学駅前店。
山田雅夫『スケッチは3分 (光文社新書)』(光文社)
畑村洋太郎『回復力~失敗からの復活 (講談社現代新書)』(講談社)
続きまして、古本遊戯流浪堂。以前に行ったときは、
空腹とメランコリーとおかしなこだわりに邪魔されて、
一冊も買えなかったのであった。
東横線ほっつき歩き:http://d.hatena.ne.jp/tori810/20081001
今回は、改めて棚に並ぶ本のいちいちに魅了された。
本屋さんに対するじんわりとした愛情、というのが、
ときおり僕に襲い掛かってくるのだが、今回もまた、
じんわりと「本屋さんっていいね」と思うことができた。
購入。古本遊戯流浪堂。
森瑞穂『mini book Hana volume.4』(Ricochet)
今江祥智『今江祥智「童話」術・物語ができるまで (シリーズ日常術 別冊)』(晶文社)
『mini book Hana volume.4』 こいつには、
松浦弥太郎、堀部篤史、市川慎子へのインタビューなんかが載ってる。
「A perfect day for reading ... BOOKS !」
今江祥智さんのこいつは、、、持ってた。
おいおい、もうろくしたな、とりさんも。
続いて中目黒。まずはこちらもブックオフから。
男子高校生ふたり連れみたいのがやたら仲良しだった。
「ごめん、今日、帰んなきゃいけなくなっちゃった」
「何で?」「急に姉ちゃんが帰ってくることになって」
「え、何が起こったの?」「・・・」
そこは、突っ込まなくてもいいじゃん、と思った。
その後も、微妙に食い下がって尋ねていた。
購入。ブックオフ中目黒駅前店。
鴻巣友季子『翻訳のココロ (ポプラ文庫)』(ポプラ社)
永沢まこと『絵を描きたいあなたへ 道具の選び方からスケッチ旅行のノウハウまで (講談社+α文庫)』(講談社)
鈴木敏夫『仕事道楽―スタジオジブリの現場 (岩波新書)』(岩波書店)
関川夏央、谷口ジロー『『坊っちゃん』の時代 (双葉文庫)』(双葉社)
わぐりたかし『地団駄は島根で踏め (光文社新書)』(光文社)
続いて、中目黒駅前図書館。
依田紀基の新書を立ち読みしていたら、
ほとんど読み終えてしまった。
依田紀基『プロ棋士の思考術 (PHP新書)』(PHP研究所)
そのほか、能面の写真集みたいのも、ぱらぱら。
借りた。
桜井哲夫『占領下パリの思想家たち―収容所と亡命の時代 (平凡社新書 356)』(平凡社)
その後、渋谷に出る。渋谷のブックオフは、初顔合わせ。
思いがけず、たくさん買ってしまう。
洋書もたくさん売ってた。
購入。ブックオフ渋谷センター街店。
石田雄太『桑田真澄 ピッチャーズ バイブル (集英社文庫)』(集英社)
萩原百合『9坪ハウス狂騒曲 (知恵の森文庫)』(光文社)
21世紀研究会『イスラームの世界地図 (文春新書)』(文藝春秋)
降籏学『草野球をとことん楽しむ (新潮新書)』(新潮社)
『イスラームの世界地図』ポストカードがはさまってた。
《犬を連れたヴィエル弾き》ってやつ。ラッキー。
くたびれながらも、ブックファーストに詣でる。
購入。ブックファースト渋谷文化村通り店。
荻原魚雷『活字と自活』(本の雑誌社)
『リバティーンズ マガジン No.2』(太田出版)
『リバティーンズ マガジン No.2』コンドルズ近藤良平のロングインタビュー有。
気になる新刊。(既刊もあるデヨ)
笹公人、和田誠『連句遊戯』(白水社)
谷川俊太郎、山田馨、川口恵子『ぼくはこうやって詩を書いてきた 谷川俊太郎、詩と人生を語る』(ナナロク社)
四方田犬彦『蒐集行為としての芸術』(現代思潮新社)
近代ナリコ、市川慎子『ふたりの本棚 ナリコとノリコの往復書簡』(出版芸術社)
島森路子『島森路子インタビュー集1』(天野祐吉作業室)
島森路子『島森路子インタビュー集2』(天野祐吉作業室)
松岡正剛『松岡正剛の書棚―松丸本舗の挑戦』(中央公論新社)
亀山郁夫『ドストエフスキーとの59の旅』(日本経済新聞出版社)
ナオト・インティライミ『世界よ踊れ―歌って蹴って!28ヶ国珍遊日記 アジア・中東・欧州・南米篇 (幻冬舎文庫)』(幻冬舎)
水木しげる『敗走記 (講談社文庫)』(講談社)
水木しげる『白い旗 (講談社文庫)』(講談社)
ポールオースター、Paul Auster、柴田元幸『ティンブクトゥ (新潮文庫)』(新潮社)
片岡義男『階段を駆け上がる』(左右社)
柴田元幸『モンキービジネス 2010 Summer vol.10 アメリカ号』(ヴィレッジブックス)
森功『腐った翼―JAL消滅への60年』(幻冬舎)
柄谷行人『世界史の構造 (岩波現代文庫 文芸 323)』(岩波書店)
宮崎学『となりのツキノワグマ (Deep Nature Photo Book)』(新樹社)
中川右介『坂東玉三郎―歌舞伎座立女形(たておやま)への道 (幻冬舎新書)』(幻冬舎)
原武史、重松清『団地の時代 (新潮選書)』(新潮社)
小飼弾『新書がベスト (ベスト新書)』(ベストセラーズ)
鶴見俊輔『新しい風土記へ 鶴見俊輔座談 (朝日新書)』(朝日新聞出版)
野地秩嘉『一流たちの修行時代』(光文社)
長沼毅、藤崎慎吾『辺境生物探訪記 生命の本質を求めて (光文社新書)』(光文社)
河合太介、渡部幹『フリーライダー あなたの隣のただのり社員 (講談社現代新書)』(講談社)
小川三夫、塩野米松『宮大工と歩く奈良の古寺 (文春新書)』(文藝春秋)
桑田真澄『心の野球―超効率的努力のススメ』(幻冬舎)
木崎伸也『サッカーの見方は1日で変えられる』(東洋経済新報社)
岩井俊雄『アイデアはどこからやってくる? (14歳の世渡り術)』(河出書房新社)
浜田淳『ジョニー・B・グッジョブ 音楽を仕事にする人々』(カンゼン)
星野真里『星野真里の地味な生活』(朝日新聞出版)
『無名の頃 (誰にでも「無名の頃」はある。)』(パイ インターナショナル)
中村好文『中村好文 普通の住宅、普通の別荘』(TOTO出版)
イヴ・ビュアン、井上大輔『ケルアック (ガリマール新評伝シリーズ)』(祥伝社)
井上ひさし『一週間』(新潮社)
近藤雄生『遊牧夫婦』(ミシマ社)
川上未映子『夏の入り口、模様の出口』(新潮社)
『島森路子インタビュー集1』
淀川長治、山田風太郎、吉田秀和、養老孟司、美輪明宏、
谷川俊太郎、糸井重里、橋本治、タモリ、ビートたけし、
所ジョージ、イッセー尾形、亀倉雄策の13編。
『島森路子インタビュー集2』
村上春樹、鶴見俊輔、池澤夏樹、是枝裕和、深澤直人、
佐藤雅彦、浦沢直樹、とんねるず、爆笑問題、ラーメンズ、
横尾忠則の11編。これ、あまり多くの書店で置いてないッぽい。
しまったー、買わなかった。今度、買いに行こう。
『モンキービジネス 2010 Summer vol.10 アメリカ号』
特集は、「最低のアメリカ、最高のアメリカ」
対談、内田 樹×柴田元幸や、村上春樹へのインタビューなど。
『無名の頃』こんな人たちの、無名の頃。
副田高行、片岡朗、寄藤文平、田中偉一郎、
仲條正義、佐野研二郎、平林奈緒美、鈴木一誌、
祖父江慎、しりあがり寿、山口信博、箭内道彦。
車中のとも。
山本夏彦『「社交界」たいがい (文春文庫)』(文藝春秋)