the Odyssey (英語) 古代ギリシアの盲目の吟遊詩人ホメロスの作とされている叙事詩。トロイア戦争に参加したイタケー島の王オデュッセウスが10年間にわたりエーゲ海を彷徨いながら故郷のイタケー島まで帰還する海洋漂流奇譚。オデュッセウスの息子が父を探す旅も付属。 有名な登場人物など:キュクロプス、ポリュペモス、ナウシカー、キルケー、カリュプソ、セイレーン、ペネロペほか。
ホメロス オデュッセイア〈上〉 (岩波文庫)
ホメロス オデュッセイア〈下〉 (岩波文庫)
ホメロスの叙事詩 今夏、クリストファー・ノーラン監督によって映画化されるギリシャ叙事詩『オデュッセイア』。 予備知識として何を学んでおくべきか、というレディットのスレッドがあったので軽く紹介。 ・映画『オデュッセイア』を見る前に知っておくべきことは何ですか? | Reddit ノーラン監督が取り上げない可能性も十分ありますが、念のため付け加えておくと、この物語は、傲慢な人々が客人や見知らぬ人を丁重に扱わなかったために罰せられるという話が99%を占めています。これは当時のギリシャ人の生活の根幹を成すものであり、物語に登場する多くの出来事が、それを聞いていたギリシャ人にとってどのような意味を持って…
ユリシーズ Ⅰジェイムズ・ジョイス丸谷才一、永川玲二、高松雄一 訳集英社1996年6月16日 第1刷発行 その1の続き。 megureca.hatenablog.com それぞれの章について、覚書。 1 テレマコス:『オデュッセイア』の息子テレマコス、午前8時、@塔 スティーブンの登場。スティーブン・ディーダラスは、友人のマラカイ・マリガン、ヘインズと一緒に塔で共同生活をしている。仲が良いというより、スティーブンはマリガンの言うことが癪に障ったりしている。 2 ネストル:『オデュッセイア』、トロイアで戦うギリシアの将軍、午前10時、@学校 スティーブンが、学校で生徒に古代ローマ史を教えている。…
ユリシーズ Ⅰジェイムズ・ジョイス丸谷才一、永川玲二、高松雄一 訳集英社1996年6月16日 第1刷発行 20世紀最高の文学といわれ、様々な本や文章でたびたび登場してくる『ユリシーズ』。 megureca.hatenablog.com megureca.hatenablog.com megureca.hatenablog.com 何がどうすごいのか、よくわからないけれどウィキペディアの説明を引用すれば、 ”『ユリシーズ』(英: Ulysses)は、アイルランドの作家ジェイムズ・ジョイスの小説。当初アメリカの雑誌『リトル・レビュー』1918年3月号から1920年12月号にかけて一部が連載され、そ…
ノーラン監督の映画化の予習に クリストファー・ノーラン監督が今年の夏公開する映画『オデュッセイア』。劇場公開に向けて2026年1月には小中学生向けの『ホメーロスの オデュッセイア物語(上) (岩波少年文庫)』は読書会も行いました。 bookstack1.substack.com ・『ホメーロスのオデュッセイア物語』(下巻)の読書会🏛️ | BookStack これでようやく、”大人向け”の岩波文庫版が読めるようになった気がするので、せめて上巻だけでも少しずつ楽しんでいこうかなと。 ・オデュッセイア 上(ホメロス) (岩波文庫 赤 102-4) 3000年前のギリシャ叙事詩の現代語訳、注釈もたく…
ホメロス『オデュッセイア』(中務哲郎訳、2022年、京都大学学術出版会)を読む。出たばかりの新訳である。 必読の西洋古典なのにいまごろようやく読むのは、読んでも失望するだろうと初めからわかっていたから。同じ理由でイリアスも長年敬遠してきて、数年前読んで、やはりがっかりしたのだった。好戦的な男性たちが威張り散らす物語など読んでも少しも面白くない。 オデュッセイアの翻案はよく読んでいて、最近ではマデリン・ミラー『キルケ』、マーガレット・アトウッド『ペネロピアド』、さらにトロイア戦争まで主題を広げれば、パット・バーカーの『女たちの沈黙』『トロイの女たち』、どれも女性の視点で古典を読み直す試みが面白か…
【ネタバレなし感想】 大評判のSF映画「プロジェクト ヘイル メアリー」を劇場で見てきました。 以前、原作は読んでいたのですが個人的に は小説版より全然感情移入出来て泣けました。 今年はまだゴジラ-0.0や敬愛するCノーラン 監督作品オデュッセイアの公開も控えてますが それでももう今年の2026年のNo. 1映画は これで決まり!?という感じだったり。 原作小説も面白かったけど映画の出来はそれ以上? 原作小説を読んだ時に、上巻の方は謎解き 要素のあるSFミステリー小説のような趣も あって、個人的にかなりツボで超楽しめ たのですが、下巻に入るとこれまでと 全く変わって物語が○○○モノ系に なって…
2026年7月17日公開予定の『オデュッセイア(The Odyssey)』は、2004年に公開されたブラッド・ピット(Brad Pitt)の『トロイ(Troy)』に続くハリウッド作品として注目しております。簡単にいえば、『トロイ』の後日譚。簡単すぎ? 役者は異なりますが、『トロイ』でショーン・ビーン(Sean Bean)が演じていたオデュッセウスの物語です。今年公開の『オデュッセイア』では、マット・デイモン(Matt Damon)が主演。原作は両作品ともホメロスとされていますが、この作品の中で、オデュッセウスがカリュプソから航海をするにあたり星を頼りに舵を取れとアドバイスを受けるシーンがあり、…
クリストファーノーラン監督の映画に向けて クリストファー・ノーラン監督の最新作『オデュッセイア』の新しいトレイラーが公開された。 ・The Odyssey (2026) | Teaser Trailer | Christopher Nolan | Tom Holland ノーラン監督らしく、重厚で厚みのありそうな雰囲気。予告編をみるかぎり、あの時代の"歴史改変モノ"になりそうな予感? さっそくRedditなど海外フォーラムでは考察合戦がはじまっているけれど、非欧米圏の僕はあまりギリシャの歴史に詳しくないので、もうなんのことやら。 漫画『ヒストリエ』のか世界史の教科書レベルの知識しかないし、それ…
■ホメロス『イーリアス』と『オデュッセイア』の間の深淵 デカルトが二元論の開祖だみたいな言説をみるたびに嗤いたくなる。 二元論は人類に普遍的な思考傾向としてどこにでもある。 私たちも日常は二元論的に生きている。 西洋精神史のなかで二元論の哲学的な定式化は、通常プラトンに始まると言われているが、シュミッツはさらにその淵源を、ホメロスの『イーリアス』と『オデュッセイア』の間に置く。 『身体と感情の現象学』の第七章「ヨーロッパの哲学における身体と魂」から、幾つか興味ある個所を引用しよう。----------------------- ‥‥人間をつねに身体と魂によって組織された一なる複合体であると考え…
西洋の歌劇や叙事詩などで なんでこうなるんだと言いたくなるような悲劇が良くあります この登場人物たちはなぜこうなってしまうのだろう ぼーーーーとしたボンクラじゃないのか? 今私は敗戦国で植民地の日本に産まれ育ち50年以上が経過してその理由がなんかわかったような気がします 彼らの中には一般人が苦しもうがどうしようがどうでもいい王侯貴族的な連中がいると言うことです 勿論彼らにとっては西洋人でない連中などは野蛮人としか見ていませんからさらに露骨にやってきてると思います それで何故そのような悲劇的な流れになるかと言うと そう言った類の勘違いした連中がそうなるように仕向けていると思うのです これまでの日…