the Odyssey (英語) 古代ギリシアの盲目の吟遊詩人ホメロスの作とされている叙事詩。トロイア戦争に参加したイタケー島の王オデュッセウスが10年間にわたりエーゲ海を彷徨いながら故郷のイタケー島まで帰還する海洋漂流奇譚。オデュッセウスの息子が父を探す旅も付属。 有名な登場人物など:キュクロプス、ポリュペモス、ナウシカー、キルケー、カリュプソ、セイレーン、ペネロペほか。
ホメロス オデュッセイア〈上〉 (岩波文庫)
ホメロス オデュッセイア〈下〉 (岩波文庫)
何度か挫折したホメロスの2作品。岩波少年文庫で再度チャレンジしてみると、サクサク読めて面白かった!西洋文学最古の2大叙事詩。ということで以前から必読性を感じ、とにかく最後まで読み切りたかったのです。まず最初に読んだのは『オデュッセイア物語』 児童書の良いところは、当然ですが解説がわかりやすいこと。古代ギリシアの歴史に詳しくなくても、すんなり物語に誘ってくれます。もう一つは、叙事詩でありながら、散文(物語調)で読めること。しかも『オデュッセイア』の場合は、ありがたく時系列で書かれている!(原文は物語の途中から始まり、過去を振り返る構造になっている。しかも韻文なので読みにくい)ちなみに「オデュッセ…
■ホメロス『イーリアス』と『オデュッセイア』の間の深淵 デカルトが二元論の開祖だみたいな言説をみるたびに嗤いたくなる。 二元論は人類に普遍的な思考傾向としてどこにでもある。 私たちも日常は二元論的に生きている。 西洋精神史のなかで二元論の哲学的な定式化は、通常プラトンに始まると言われているが、シュミッツはさらにその淵源を、ホメロスの『イーリアス』と『オデュッセイア』の間に置く。 『身体と感情の現象学』の第七章「ヨーロッパの哲学における身体と魂」から、幾つか興味ある個所を引用しよう。----------------------- ‥‥人間をつねに身体と魂によって組織された一なる複合体であると考え…
西洋の歌劇や叙事詩などで なんでこうなるんだと言いたくなるような悲劇が良くあります この登場人物たちはなぜこうなってしまうのだろう ぼーーーーとしたボンクラじゃないのか? 今私は敗戦国で植民地の日本に産まれ育ち50年以上が経過してその理由がなんかわかったような気がします 彼らの中には一般人が苦しもうがどうしようがどうでもいい王侯貴族的な連中がいると言うことです 勿論彼らにとっては西洋人でない連中などは野蛮人としか見ていませんからさらに露骨にやってきてると思います それで何故そのような悲劇的な流れになるかと言うと そう言った類の勘違いした連中がそうなるように仕向けていると思うのです これまでの日…
アンドレア・アルチャート『エンブレマタ』(1621年版)より「蓮喰(はすく)い人((びと)」。ハーヴァード大学ホートン図書館蔵。ウィキメディア・コモンズより。 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅰ 彼は皆を励ましながら 前方を指で示すと「この荒波で 船はすぐあの島に着く」と言った午後 彼らはある島へと上陸したがその島では二十四時間午後らしかった*1海辺を取り巻いて けだるい空気が気を失ってうなされながら眠っている者のように呼吸していた渓谷の上に満月が出ていたそうして下(くだ)りゆく白煙のごとく 細長い滝が流れて崖を断続的に落下しているかのように見えた Ⅱ それは滝だらけの島で 下(くだ)りゆく白煙のごとく極…
チューリップの青い蕾に色が付いた。富山のチューリップ タイスブーツ。優しいピンク色が気に入った。
2つの作品の類似について 2つの作品の類似について ①3部構成 ②ユダヤの印を帯びた主人公 ③平凡な主人公 ④夜明けで始まりベッドで終わる ⑤「ツァラトゥストラはかく語りき」 ⑥豹が現れる ⑦食事の場面、トイレの描写 ⑧主人公と娘の交信 ⑨親しい人物の死 ⑩ストーリーと受胎発生の関連 ⑪天体と胎児 ⑫神についての映画。芸術家による世界の創造 ランダムに小説『ユリシーズ』を読んできましたが、ちょうど100個まで来たので2度目の踊り場として脱線、小休止です。 映画『2001年宇宙の旅』(2001: A Space Odyssey、1968年公開)の製作50周年を記念して2018年に出版された『20…
こんにちはー 10月中旬ごろから咲き始めましたよ くぅーー 可愛いいですね〜〜 アキレスさん ひっそり咲き始めた秋バラ第1号 ピンクのミニバラちゃん いっちょまえに剣弁咲きでかわいい なにげに香りもある オデュッセイアちゃん 香質はダマスクにハーブ+スパイス いい香り やはり花を見れると「頑張ってよかったなぁ」って思います はぁ ホント好き… 咲いた花は部屋に飾ったり 夫のお店で飾ってもらってます。 いくら咲いても困らない ミニバラ インフィニティローズ切花にしても花持ち◎です さてさて、皆さま来年に向けて大苗は何を予約されたのでしょうか。 ワラクシはブルーグラビティを予約しましたぜ。 バラの…
引用元:Amazon ギリシャ神話で一二を争う人気エピソード『ユリシーズ』の1954年版映画です(≧▽≦) ユリシーズとは、ギリシャ神話の中のトロイア戦争で活躍した知将オデュッセイアがトロイア戦争に勝利して、故郷に帰宅するまでの10年間が描かれます。故郷に妻と息子を置いて、10年にも及んだトロイア戦争に参戦しているので、家に帰るまでが遠足だとしたら、20年も家を留守にしていることになるんですね(≧▽≦) 戦争が終わったにも関わらず、一向に家に帰って来ないので、故郷で待つ妻のペーネロペー(ペネロペ)の元には、色々な男たちからの求婚に迫られているわけなのですよ。けれど、ペネロペは夫を信じ、20年間…
映画「ユリシーズ」をテレビで観たので、レビューします! 【ユリシーズ (1954年の映画) - Wikipedia】 ユリシーズ Ulisse ダグラスとマンガーノ 監督 マリオ・カメリーニ(イタリア語版) 脚本 フランコ・ブルザーティマリオ・カメリーニエンニオ・デ・コンチーニヒュー・グレイベン・ヘクトイヴォ・ペリリ(イタリア語版)アーウィン・ショー 原作 ホメーロス『オデュッセイア』 製作 ディノ・デ・ラウレンティスカルロ・ポンティ 出演者 カーク・ダグラスシルヴァーナ・マンガーノアンソニー・クインロッサナ・ポデスタ 音楽 アレッサンドロ・チコニーニ 撮影 ハロルド・ロッソン(英語版) 編集…
蕾が上がってから気温のためかなかなか咲かず、今朝やっと咲き始めました。あられで花びらが傷んでいたので心配してましたが、あと3つくらいある蕾も雪が降る前に咲きそうです。 春夏冬と3回目です。頑張りました。 春と比べるとやや小さめで花弁が少なめ、香りは夏より強く感じる気がします。夏が一番黒っぽく見えました。 こちらが春 2birds-garden.com そしてしたが夏です。 2birds-garden.com どれも早朝で直射日光の当たらない自然光です。オデュッセイア、とても魅力的なばらです。 今年は場所確認で鉢植えだったのでこの場所に地植えはありかなと思います。 実は下に見え隠れしている白いプ…