6-9.「問題」と「課題」 一般の社会では、「問題」と「課題」について、とくに意識して使い分けはしないと思います。しかし品質管理の領域においては、「問題」と「課題」をきちんと使い分けをします。この考え方も仕事をすすめて行ったり、課題達成や問題解決をするのに考え方が整理され、対応なども検討しやすくなりますので、みていくことにしましょう。 「問題」とは、定常業務などでマニュアル(作業標準)で定めた項目が定められた範囲内におさまらず、逸脱した状態のときに、あるべき水準と現状との差のことを指します。 「課題」とは、現状の「あるべき水準」と、いまは届かないレベルだけどこういう状態になることがベストである…