子育てをしていると、つい「ダメ!」と言ってしまうこと、ありますよね。危ないことや困る行動に対して、反射的に口から出てしまうこの言葉。実はこの「ダメ」、とても強い否定のメッセージを含んでいるんです。 私たち夫婦は、小児専門の作業療法士として、日々さまざまな子どもたちと関わっています。だからこそ、「ダメ」という言葉の持つ影響力の大きさも、身をもって感じています。 もちろん、「ダメ」と言わない子育ては簡単なことではありません。素直に聞いてくれないお子さんもいるでしょう。しかし、子どもの可能性や自主性を伸ばすためには、「ダメ」以外の言葉を選ぶことが非常に重要です。 「ダメ」は便利、でもリスクもある 「…