參台目は内装が㭭割方仕上がり、さて愈愈内燃機と変速機構再構築するべく再び別の匠の許へ。どうやら遠路広島へと運ばれるようです。残念ながら、既に參台目の部品はいや悉く産生を停止しています。ために、本來の鍛造吸鍔などは廃棄と諦めねばならず、社外品で代替せざるを得ません。最早祖型に戻すこと叶わないのは胸ふたがる思いがします。 參拾年より更に時を経てると、散りが合っていない面や皹錆凹みも多多有るのは致し方ありません。痘痕も靨、なぞ謂いますが、機械には表情が有りませんから、痘痕は痘痕。ですから、自棄の勘八日焼けの茄子。ええ、全部治しますとも。泪目。 而して再び陋居に戻るのは早くとも盛夏の頃でしょうか。未だ…