生きがいについての作者として知られる。ハンセン病者を介護する愛生園で医師として従事した。 現在の美智子皇后の相談役としても知られる。
生きがいについて (神谷美恵子コレクション)
こころの旅
神谷美恵子日記 (角川文庫)
人間をみつめて (神谷美恵子コレクション)
ハリール・ジブラーンの詩 (角川文庫)
神谷美恵子・浦口真左 往復書簡集
神谷美恵子―いのちのよろこび (人生のエッセイ)
自省録 (岩波文庫)
他にも「神谷美恵子著作集」など著書多し。 参照: http://www.pcs.ne.jp/~yu/ticket/kamiya/kamiya.html
瀧川 裕英 (著, 編集), 米村 幸太郎, 鈴木 慎太郎, 若松 良樹 (著)『問いかける法哲学』法律文化社(2016) ジェシー・プリンツ『はらわたが煮えくりかえる: 情動の身体知覚説』勁草書房(2016) 神谷美恵子『生きがいについて (神谷美恵子コレクション)』みすず書房(2004) 新・読書日記167(読書日記1507) – ラボ読書梟 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com
高校倫理で知った、『生きがいについて』の中のいい言葉を引用します。いずれも3章「生きがいを求める心」からです。(引用は『神谷美恵子著作集1』みすず書房1980年初版) p70 「自己実現」と単なる「わがまま」の区別は、生きがい感と結びつけて考えてみれば明らかである。「わがまま」というのは、自我の周辺部にある、末消的な要求に固執することで、これがみたされても真の生きがい感は生まれない。これに反し、「自己実現」の場合には、実現されるべき自我とは、いわゆる「小我」ではなく、中心的、本質的な自我を意味する。この点についてはさいきんの岡潔・小林秀雄の対談(23)に述べてあることが参考になる。(注(23)…
フリードリヒ・ニーチェ『反時代的考察』ちくま文庫(1993) 神谷 美恵子『生きがいについて (神谷美恵子コレクション)』みすず書房(2004) 新・読書日記166(読書日記1506) – ラボ読書梟 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com
神谷 美恵子『生きがいについて (神谷美恵子コレクション)』みすず書房(2004) メアリー・マッカーシー『アメリカの鳥』河出書房新社(2009) 新・読書日記165(読書日記1505) – ラボ読書梟
私はあまり芸術的ではありませんが、本に没頭していた時期があり、その中に心を打たれた詩がありました。 先にご紹介した神谷美恵子氏の訳で、ハリール・ジブラーンという詩人の本があります。 子どもについて書かれた詩の一部抜粋をこちらに載せます。 赤ん坊を抱いたひとりの女が言った。どうぞ子どもたちの話をしてください。それで彼は言った。 あなたがたの子どもたちはあなたがたのものではない。彼らはいのちそのもののあこがれの息子や娘である。 彼らはあなたがたを通して生まれてくるけれどもあなたがたから生じたものではない、彼らはあなたがたと共にあるけれどもあなたがたの所有物ではない。 あなたがたは彼らに愛情を与えう…
関東も梅雨入りを致しました。沖縄、九州では大雨注意報が出るほどの雨が降ったそうですね。そしてインドでは深刻な水不足だとか。世界規模でバランスが保てればいいのですが、そんなニュースを耳にするたびに考えさせられてしまいます。 さて、ご主人様ですが、この五月から区のシニアカレッジという学びの場に伺っています。講師は大学の、それぞれの専門を研究された方々で、そのような方のお話が伺えるだけでもありがたいですね。と興味深々のご主人様です。 「源氏物語」から始まり、「美術」「鎌倉幕府と室町幕府」と…どれもが素晴らしい。90分という時間なのでほんのさわり程度の序章に過ぎないのですが、新しい世界を知ることは楽し…
学生の頃、卒業後にどんな仕事につけるか心配していた。 興味ある分野では学者にならない限り食べていけない、職が限られている。 それよりも、自分は何をして生きていきたいのだろう。どのように人生を送りたいのだろう。 悩みが多くてそればかり頭に残り、なかなか答えは出なかった。 そういう中、精神科医であった神谷美恵子さんの著書に出会い、しばらく没頭した。 現在はインターネットの普及からデジタルで情報を得ては自分で何かを見出したように錯覚したり、人と繋がっている気分になっているかもしれない。そういう時代になってしまった。 そこから離れて、自分に向き合う時間が減っている気がする。 どう生きたかったのだろう。…
岩波文庫で出ているマルクス・アウレ―リウス「自省録」の翻訳者として知られる神谷美恵子さん。NHKの「100分 de 名著」で取り上げられているし、いまだによく売れているらしい。みすず書房からも何冊か本を出していて(著書と訳書)、「生きがいについて」が有名だ。こちらも「100分 de 名著」の仲間入りをしている。 神谷さんについては、過去に「ハリール・シブラーンの詩」を読んだことがあるが、こちらは翻訳なので、長いこと棚に眠っていた「本、そして人」を引きずり出してきた。本人が書いた本を読むのは初めてだと思う。本や人をめぐるエッセーが中心で、まさにタイトルそのまま。ヴァージニア・ウルフ、シモーヌ・ヴ…
儲けることを目指した世俗的な成功を自己実現とみなすことには抵抗がある いつでも何か自分よりも大きなものに身をささげたくて、 そのささげどころを探し求めている 何かのために我を忘れて打ち込むことによって 知らないうちに自分の中に潜在する能力が最大限発揮されていく 使命感 その中で人間的に鍛えられ、心が成熟していく SAL75300+α99
没頭する事自体での充実感 その対象に対して必ずしも意味はなくてもいい コンテスト用じゃない作品作り、ゲームなんかもまさにそれ 目的がわからないまま永遠に続く作業を懲罰ととらえない 頂上を目がける闘争ただそれだけで、人の心をみたすのに十分たりうる プロセスに生きる価値・・・この真実は大発見だな 結果を求めず行為そのもの、行為する事自体に意味を感じる生き方 結果が出にくい時代の神の思考パターンやな 行為の結果から何がもたらされるかなどは考えずに、没頭できる快ね 日常の繰り返しの中に充実感が得られれば、それこそ満ち足りた人生だ 「学び」は目的のための手段と考えるととたんにつまらなくなる 知らないこと…
昨晩は『生きがいについて』の最後の部分を読んだあと、ついマンガも読んでから就寝。少し遅めに起床。 身支度、シャワー。洗濯物は無事に終わっていた。ホテルの朝食。洋食のバイキングを一通り取ったあと、背後に和食のバイキングがあることに気付く。また明日だな。部屋のカードキーを忘れて出てしまい、ホテルの人に面倒をかける。 朝、しばらくメールの返事をしてから電車で移動。 終日某用事。お昼、某オンラインミーティング。 夕方に終了して、ホテルに戻ってくる。夕ご飯を食べたら明日の報告準備をしなければ。 泉岳寺駅そばの居酒屋に入ったら全席喫煙可…。どうなってるんだ、東京都っ。 居酒屋は燻製になる前に早めに退散して…
ほぼ定時起床。シャワー、身支度。 早朝、ホテルのロビーで朝食のコッペパンを買ってから、部屋に戻って某翻訳チェックを少し進める。 朝、みなで後楽園と岡山城を訪問。暑くてくらくらする。観光客が少ないと思ったら、そのせいか。後楽園は素敵な日本庭園で、鯉や亀に学生が餌をやったり、真ん中に細い川が流れている休憩所に「足をつけないでください」と札が出ているのを見て、「足だけは水につけず、あとは全部体をつけるのはよいのか」などと議論したり。 岡山城は令和の大改修によって、内部は完全に城ではなく博物館になっていたので驚いたが、それなりに楽しめた。クーラーが寒くてお腹の調子を悪くする。外と温度が違いすぎるのは健…
ジョルジュ・バタイユ『魔法使いの弟子』景文館書店(2015) 神谷美恵子『生きがいについて (神谷美恵子コレクション)』みすず書房(2004) フィリップ・ソレルス『例外の理論』せりか書房(1991) 新・読書日記168(読書日記1508) – ラボ読書梟 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.co…
札幌北区の占いの父ー 夢占館(ゆめせんかん)の石原聖山が貴方の 『2024年!!下半期、干支「甲辰(きのえ・たつ)」』 を的確に占う!占い歴25年、お悩み相談人生アドバイザー 『占い&お悩み相談BOX夢占館(ゆめせんかん)』 ー石原聖山の元気が出る世界の名言,格言をあなたに・・・2024年9月5日(木) 札幌 『北区の占いの父』石原聖山(いしはらせいざん)があなたの【2024年、下半期】の運勢をズバリ判断!! 今日の名言 『パートナーの誕生日の祝い方は、相手があなたにとって何を意味するのか、そしてあなたにとってその関係がどれくらい大切なのかということについて、多くのことを教えてくれる。(デニー…
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anond.hatelabo.jp 「こんな生活で、生きている意味、あるのかなあ……」と僕もずっと思いながら、40代を過ごし、もう50歳も過ぎてしまいました。 なんというか、ずっと、異世界転生できなかった「なろう小説」の主人公みたいな感じです。 若い頃の自分が、こんな未来を知ったら、きっと絶望したと思う。 振り返ってみると、僕は若い頃からずっと絶望し続けていて、その都度、テレビゲームやマイコンに出会ったり、ネットでものを書いたり、家族ができたりして、なんとかここまで続けてきただけなのかもしれません。 能動的に「生きる意味」を感じていたというよりは、生きていればときどき良いこともあったので、積極…
このエントリは、前回(⬇︎)からの続きとなっています。 いきなり唐突な話であるが: 私はこのブログ「日英薬剤師日記」を、細々ながらも、かれこれ6年間続けている。 そんな中、ブログを開始してすぐ、自身で気づいた、奇妙な事実がある。 というのは私、ブログを綴るのは、いつも決まって、自宅の書斎スペースの小さな机の PC。自分以外、誰もいない状態で BGM とかもかけず、黙々とタイプしている。完全に自分の(殻)に入って行っているとでも言うべきなのかな。言い換えれば、例えば、おしゃれなカフェとかで、周りに色々な人がガヤガヤいる環境とかで書くとかいったことは、皆無。 そして、自分で投稿したエントリを後で読…
札幌北区の占いの父ー 夢占館(ゆめせんかん)の石原聖山が貴方の 『2024年!!下半期、干支「甲辰(きのえ・たつ)」』 を的確に占う!占い歴25年、お悩み相談人生アドバイザー 『占い&お悩み相談BOX夢占館(ゆめせんかん)』 ー石原聖山の元気が出る世界の名言,格言をあなたに・・・2024年8月20日(火) 札幌 『北区の占いの父』石原聖山(いしはらせいざん)があなたの【2024年、下半期】の運勢をズバリ判断!! 今日の名言 『今もこれからも、どんな君でも強く愛することを誓うよ。これが一生に一度の愛だと、決して忘れないことを約束する(映画「君への誓い」』 札幌 『北区の占いの父』石原聖山(いしは…
つねに心条通り正しく行動するのに成功しなくとも、胸を悪くしたり落胆したり厭になったりするな。失敗したらまたそれに戻って行け。そして大体において自分の行動が人間としてふさわしいものならそれで満足し、君が再び戻って行ってやろうとする事柄を愛せよ。 -マルクス・アウレーリウス [引用元]『自省録』神谷美恵子(訳),岩波文庫,p78 何かで失敗したり、ふとした気の迷いから怠けてしまった時、「もうだめだ、どうでもいいや」と気持ちが切れ一気に崩れてしまうこと、よくありますよね? "The what the hell effect(どうにでもなれ効果)"としっかり名前がつくくらいですから。 何を隠そう、僕自…
『さびしさを紡ぐ ハンセン病を生きるということ』 著者 山下多恵子 出版社 未知谷 表紙 はじめに 二〇〇七年秋から翌年の春にかけて、NHK文化センター盛岡教室で、ハンセン病文学の講座を持たせていただきました。本書はそこでお話ししたことの一部をまとめたものです。 講座の趣旨は次のようなものでした。【らい予防法下のハンセン病療養所で、過酷な現実に堪えながら言葉を紡いだ人たちがいました。彼らの生きた姿と残した言葉をたどりながら、日本におけるハンセン病の意味を探り、同時に「ひとはなぜ歌い、なぜ書くのか」文学の原点について考えます】 目次 はじめに 第一章 無垢な言葉 第一節 閉ざされた世界・信じた未…
山折哲雄 GPT4 スマホのタップ 009の加速装置 神谷美恵子 けろっこデメタン 牛歩と行列/小岩井農場 日下部篤也(呪術廻戦)