こんにちは。きのひです。 「燦(さん)2 光の刃(やいば)」 あさの あつこ 著 を読みました。 2011年12月10日 第1刷 異能の一族に生まれ育った少年・燦は祖父の遺言を守り江戸に出て来た。 棟割長屋に暮らし始めます。 燦は闇の中、田鶴藩下屋敷に向かって歩いていた。 自分の鷹である八神が気に入りの松に帰って来ているか確かめるためです。 八神に限って体に不用意な傷を付けることはないだろう。 しかし万が一傷ついていれば手当をしてやらねばならない。 「うん?」燦は立ち止まりました。 臭いがした。 血の臭いだ。 そして気配。 抜き身のような鋭い気配がします。 黒い影が現れる。 手に抜き身を握って…