以下吐き出し。 起きてから寝るまで音に囲まれている。囲まれ過ぎている。近くで、遠くで、腹の底に響く音、耳を突き抜ける甲高い音、談笑の声、愚痴の声、怒りの声、声にならない声、泣き声、ため息。私たちの日常は音に満ちていて、音があるところには人がいる。 ひとり暮らしをしていた頃は音のない部屋に寂しさを感じていたが、人と暮らすようになると、その寂しさが恋しくなることがある。 要は、ないものねだり。贅沢な不幸自慢。 家族が寝静まってからようやくうさぎひとり時間が始まる。したいことは山ほどあるが、疲れているからさっさと寝てしまいたい。でも寝てしまうとせっかくのひとり時間がもったいない。かといって起きていて…