どんなシステム開発でも、早くできることに越したことはありません。早く開発すれば、早く新サービスを世の中に発表することが出来ます。改善対応であれば、効果の早期刈り取りが出来ます。早く開発することが出来れは、良いことばかりなのです。 しかし、そうは問屋が卸しません。開発費用がかかれば、それなりに開発期間が必要となります。投入工数と開発期間の関係は、計算式で示されているのです。 標準工期(月数)=投入工数の立方根×2.5、という一般的な計算式があります。この式を使うと1,000人月のプロジェクトだと、25ヵ月かかることになります。各会社で、過去実績から導き出した独自の計算式を使っているケースもあるか…