今日も朝から重い眠気と無気力感に襲われて目が覚めた。 起き上がるのも辛く、布団の中で時間が過ぎていく。 窓の外から聞こえる鳥のさえずりや風の音も、心に届かない。 ただ、無感覚な時間の流れを感じるだけだ。 いつものように、なんとか起き上がってシャワーを浴びた。 水の音が耳に届くたびに、自分の存在を確かめるようになってしまった。 仕事に行っている時は、朝食もほとんど口にできず、力なくテーブルに頭をつけたまま時間だけが過ぎていく。 行く気力も湧かないが、やらなければならないことがある。 外に出ることが怖くてたまらない。 人々の目が自分を見つめるのではないかという不安がつきまとう。 でも、家に閉じこも…