ある日ふと、「なぜ私は介護士になったのだろう」と考えることがあります。 志をもってこの道に進んだ人もいれば、気づけばこの世界に足を踏み入れていたという人もいるかもしれません。 私もどちらかといえば後者で、最初から「介護のプロになろう!」という明確な夢があったわけではありません。 だけど、今ははっきり言えます。介護士という仕事は、私にとって“天から降ってきたこれ以上ない題材”だったのだと。 何気なく始めた仕事だった はじめは「手に職をつけたい」「人の役に立てる仕事をしてみたい」という、どこか漠然とした思いからでした。職業相談をすると「安定していて求人も多いよ」と言われたのをきっかけに、介護の道を…