前回(3 大盛り)からの続きです。量を食べることこそ我が人生、というようなことでした。若いときから一貫してそうである。そしてある日、「ハムカツ団」なるものを組織し、言い出しっぺだから団長に就任した。おいしいものを腹いっぱい、お手ごろ値段で食うというのが基本方針である。団員は小生以下、ヨメ(副団長)、弟、友人の計4名。ハムカツ団の名の由来は、ハムカツが高い食べものの正反対にある「安くてウマイ」ものの最高峰であるからである。いいオトナがバカなことを・・という点で椎名誠の「東ケト会」に似ていないこともない。 さて、ハムカツ団は名物を食べるためだけにどこかへ旅行する。ま、修学旅行みたいなモンである。ま…