ニ本合わせるとカンと音がするほど乾燥した「にしん」は、半日から一日水につけ、やわらかくして、何度も湯がき、やっと煮る。 手間をおしまない下ごしらえで、「身欠きにしん」は、京のにしんになります。 ❘「にしんそば」 京風のやさしい味の出汁の中に、そばにつつまれるようにして、丼一杯はみださんばかり。 甘辛く煮た「にしん」が、半身のままで存在感を見せる京 松葉の「にしんそば」 「にしんそば」といえば、松葉と京都ではとてもよく知られてきました。 今では京都だけでなく、多くのお店のメニューにもなっています。 ❘「にしんそば」の「にしん」とは 身欠きにしん 魚といえば新鮮、とれとれがなによりとされますが、松…