こんにちは。きのひです。 「液体のり」すごいですね。 がんの放射線治療効果を液体のりが高めてくれるそうです。 がんの放射線治療でがん細胞にホウ素化合物を取り込ませておきそこに中性子をあてるというものがある。 正常な細胞へのダメージが少ない治療法です。 ただホウ素化合物ががん細胞から流出してしまうのが課題だった。 このホウ素化合物に液体のりの主成分であるポリビニルアルコールを混ぜると流出を抑えられることがわかったのです。 流出を抑えることで薬剤ががん細胞にとどまる時間が長くなる。 治療効果が大幅に高まりました。 原理は”スライム”をつくるのと同じなのだとか。 発見したのは東京工業大のチームです。…