鼻風邪と花粉防衛とで、外出を控えた一週間を過した。 せっかくの機会だから、一度は日記上にまとめておかねばならなかった回想案件を、このさい片づけて、胸のつかえがひとつ外れた。 うっとうしい噺ばかりが続いてもと、中ほどに一日だけ、関連あるようなないような、やっぱりない脱線噺を挿入しておいた。 炊き置きの冷凍飯が切れたのに次を炊かず、食糧保存箱の麺類在庫の一掃を企てた噺だ。米なしでどこまで行けるもんだか、試してみようとの、他愛ない実験精神が湧いていたのだ。 なかには、たんなる保存食消費なんぞと片づけてはバチがあたる、伝家の宝刀を抜いた日もあった。 日ごろからなにくれとなくお教えくださる、ご近所の奥さ…