火曜日、 「俺も一緒に手伝うからさ、一回仕事棚卸しした方がいいかもよ」 時刻は20時。場所はオフィスの自販機コーナー。ここからの残業に向けてエネルギーを注入すべく、ウィルキンソンの炭酸水を買いに来たところだった。 偶然、部署の責任者であるシニアマネージャーにばったり出会う。彼はまだ小さい子供がいることもあり、普段は定時付近で帰り21時くらいから再開して朝まで働いてる。 だからあまり普段話すことがない。そんな彼でも、僕が労働過多になっているのは認識しているらしい。 それで冒頭の言葉だった。 気になることがあると、とことん深掘りしてしまう性格。結果として新しい発見なかったとしても、方法を変えて別の…