エッセイスト、作家。
1959年、東京生まれ。早稲田大学文学部演劇科卒。
1984年「おまえと暮せない」で第八回すばる文学賞入選後作家としてデビュー。以降は小説以外にも数多くのエッセイを発表し好評を博す。
2013年9月9日、東京都渋谷区の路上で覚醒剤と大麻を所持していたとして、覚せい剤取締法違反と大麻取締法違反容疑で現行犯逮捕された。
スメル男 (講談社文庫)
優しくって少しばか (集英社文庫)
十七歳だった! (集英社文庫)
朝、洗濯物を干している間に図書館からの鬼の着歴が数件アリ留守電が入っていたので、もしや返却し忘れていた本があった...!?と、ドキドキしながら鬼電着歴に折り返し電話をしたところ あっ、あのですね! ご予約されていた本がご用意できたのですが ご登録のメールアドレスがご利用できないみたいで.. お電話させていただいたんです〜 との事(鬼ではなくて一安心)夏前に携帯のキャリアを変えたため、登録していたメールアドレスも無効になっていて変更するのを忘れてました!(ごめんなさい そもそも、本を予約していたのが半年くらい前の事だったので予約していた事もすっかり忘れておりました... お出かけついでに図書館へ…
し (幻冬舎文庫) 原田 宗典 幻冬舎 ☆☆☆☆ 一番多くの意味を含んでいる一文字は「し」であると、なんと259もあるらしいです。それにちなんだエッセイを。ここで紹介されてるのは「子」「師」「詩」「歯」「死」「誌」「姿」「祠」「刺」「使」「嗜」「仕」「氏」「試」「硯」です。でもここで一つ発見。 パソコンで字を選びだす時、音読みより、訓読み、言葉の方が早く探せるのを発見。 「姿」なら、“し”より“すがた”の方が、「嗜」なら“しこう”で“嗜好”の方がすぐにでてくる。この思考ってパソコン用に支配されてますな・・・。 まあ、このエッセイの中で好きなのは、解説で小山鉄郎さんと同じ「歯」ですな。 ランキン…
メメント・モリ 作者:原田 宗典 新潮社 Amazon 「メメント・モリ」原田宗典 <感想> 本書は2015年発売で、その時点で10年ぶりの発刊。 原田宗典と言えば学生時代にエッセイにはまったけど、その後ネタ切れ感もあり読まなくなった。そして2013年に覚醒剤と大麻所持で逮捕されたニュースを耳にし驚いたものだった。 そんな著者が薬物による逮捕、躁鬱、家庭内不和という人生の負の側面を赤裸々に記したものが本書。あくまでも小説としてではあるが自叙伝的な内容。 作家としては成功されたのだろうが、本人は思うところがあったのだろう。 邪推だがそれは小説に対する悩みがあったのかも。 そして、さらに邪推をする…
本日は、お日柄もよく (徳間文庫) 作者:原田マハ 徳間書店 Amazon 「本日は、お日柄もよく」原田マハ <感想> スピーチライターに焦点を当てた小説。 オバマ大統領誕生時に話題になったスピーチライター。 そして本書の舞台は自民党から民主党への政権交代時期。 スピーチは魔法じゃないと述べられているが、いかに相手に届かせるか。 これは選挙演説に限らず重要なエッセンスであり、その参考にはなる。 ただし選挙や政治でいうところのスピーチはポピュリズムとなり、果ては衆愚政治とならないかは気になるところ。その意味ではスピーチはあくまでも手段であることは忘れてならないだろう。 また驚きだったのは著者の原…
おきざりにした悲しみは原田宗典 (はらだむねのり)岩波書店2024年11月8日 第1刷発行 原田さんの新作。岩波書店の「図書」の新刊案内に出ていた一冊。「 悲しみの果て、静かに 訪れる再生の物語」とあった。 原田宗典さんは、1959年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1984年に「おまえと暮らせない」ですばる文学賞佳作。主な著書に『スメル男』(講談社文庫)、『醜い花』(奥山民枝 絵、岩波書店、2008年)、『やや黄色い熱をおびた旅人』(岩波書店、2018年)、『乄太よ』(新潮社、2018年)、『メメント・モリ』(岩波現代文庫)、訳書にアルフレッド・テニスン『イノック・アーデン』(岩波書店、20…
森敦の登場は昭和文学史上の一事件だった。二十二歳でデビューしながら、六十二歳で芥川賞を受賞。その間、どこでどう暮していた人か。謎めいた来歴とあい俟って、時ならぬ時の人に躍り出た恰好の晩年だった。じつは謎とされた年月にあっても、知る人ぞ知る文人だったのだが、私ごとき雑魚の耳にまで入ってくることはなかった。 他界から三十五年後の今、時局や世相の要素をすべて洗い去って、ただ文芸造形物としての達成の観点から考えてみても、やはり昭和文学の一異端としての特異な存在感には揺るぎがない。 永遠だの究極だの、さらには神だの存在の根源だのといった問題は、すべて詩や宗教や数学や理論物理学に任せて、近代小説はもっぱら…
このblogを書くのに気にしている事があります。 いつ見ても、面白いと思うように記事する。 すこし未来の僕が。 普遍性って言ってしまうと言い過ぎでしょうか。日記では無く備忘録になっているかなぁ。 自民党総裁選 (角川文庫 緑 496-8) 作者:小堺 昭三 KADOKAWA Amazon 少し昔、村上春樹さんや群ようこさん、原田宗典さんのエッセイが、とても、とても好きで堪りませんでした。 時に生活こと、時に政治のこと、時に性のこと。 教科書では教えてくれない「コト」を、そこで学んだ気がします。 小説家のエッセイは、読み解くのに難しい「小説」と違い、ダイレクトにその方々の考え方が書いてあるように…
こんばんは ると デス あるブロガーさんの記事を読ませていただき 懐かしい名前に遭遇しました! 原田宗典さん 小説家の方です この名前は憶えている なんなら昔々に本を読んだのです 作品名は全く出てこないです がしかし、気になって気になって仕方ないので 原田宗典ランキングと入力して ワシの脳ミソの片隅の記憶にヒットしないか 探してみたのですが・・・ う~ん、わからない きっと探した中に気づかないだけであるはず?? 何となくですが こんなものを買った というフレーズにワシの脳ミソは かすかに反応しました(笑) ランキングを眺めていて 読みたくなるような題名の本がたくさん まずはブックオフにレッツゴ…
今日も休み。 今日は5時過ぎには起床し、早めの休日をスタート。 いつものように納豆ご飯を食べたら洗濯して布団でも干そうか。 今日は晴れなんだ。 洗濯が終わるまで、読みかけだった本を読む。 面白すぎて洗濯を干した後も読み続ける。 読んだ本は『スメル男』 めちゃめちゃ面白かった。 無嗅覚症という病気になり、匂いが一切分からない主人公が、ひょんなことからとんでもない悪臭をまき散らす体になってしまうというドタバタ劇だ。 だが、1992年の作品ながら福島原発のメルトダウンを予見していたかのような終盤は非常に興味深い。 読み終えたときの感じがなんともエモく、しみじみとした気持ちになった。 巻末に、作者であ…
小山内薫(1881 - 1921) もともと文筆稼業なんて、そんなもんだ。 『回想録』という文章で正宗白鳥が、当時の官立(つまり帝大)と私学の格差について回想している。制度的格差ではなく、社会通念としてだ。坪内逍遥先生だって、愛弟子の島村抱月より高山樗牛を買っていた、なんぞという暴露までしている。まったくこの人は、身もフタもない。樗牛は東京帝大哲学科卒だ。 新人文筆家だった時分の稿料にも言及している。当時の大出版社だった博文館や春陽堂で、小山内薫は一枚六十銭で自分は五十銭だったと。雑誌『太陽』(博文館)編集部員に長谷川天渓、雑誌『新小説』(春陽堂)編集長に後藤宙外がいた。ともに早稲田出身者だっ…