今年のNHK大河ドラマ『べらぼう』は江戸時代中期の話で、描く舞台は、主に色里「吉原」と政治の場の江戸城だ。遊郭吉原では、ヒロインの花魁 ‘花の井‘ を小芝風花さんがとても魅力的に演じている。彼女の艶やかな品のある声もまたステキだ♡ 以前、私は、箏・三絃の教師披露舞台で地歌箏曲『新娘道成寺』を弾くことになり、これを三絃で演奏した。この歌詞は、吉原ほか色里の世界を描いたものだった。演奏にあたって、古語辞典で調べたり出来得る限り解釈の努力をしたが、当時は手軽にSNSで調べることも出来ず、短期間でちょっと特殊なこの世界のことを調べるには限界があり、最後は歌詞に感じることからの想像でまかなったものだ‼︎…