単行本のころから少し気になっていたSFミステリ。どこかのSNSか何かで読んだ方が良い、という紹介動画かなにかが流れてきて、衝動買いした。ちょっと本を読みたい流れになっていたのもある。 ストーリーは検索禁止、ネタバレ禁止なのであまり書くことがない。群像劇で、数人の人物が主人公で、舞台は現代。殺し屋や小説家など様々な人物が視点人物として三人称で描かれる。ジャンルがSFということもあり、もちろん起こる出来事は荒唐無稽なのだが、視点となる人物の動きが非常に考えられていて、説得力がある。 もし自分にも同じことが起こったらどうするだろうか、という思考実験としてもおもしろい。「ゾンビ」や「タイムトラベル」な…