本の紹介文、ブック・レビュー。 通常はいわゆる新刊本について行われることが多く、読者の書籍選びにあたって参考に供する意味を持つ。
ニッポンの書評 (光文社新書)
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「消費税と読んでいるのは日本だけです。」(P15) 海外でも同じと思い込んでいる日本人。世界でも常識だと思い込んでいるのもあります。 残念ながら、「消費税」と呼んでいるのは、日本だけなんです。知らなかったでしょう。 実は、「消費税」だけでなく、日本経済は非常識だらけであることを知っていますか。 経済をしっかり学んでいたと思ったら、おおまちがいなんです。 学んでいた内容は、財務省と国だけでなく、マスメディアと学校から学んでいたでしょう。知識を詰め込むだけの。 では、経済を学ぶためには、どうしたらいいのでしょうか?もちろん、自分自身で見つけていくしか方法はありません。 そこで、おすすめとして、本書…
こんにちは 暑いですね・・・ 何かもう梅雨ありましたっけ?? カラカラの快晴で地球温暖化がやばいと毎年書いているような気がします。 早急に何とかしないとやばいと思っています。こういう環境問題系は、やはり税金や公の分野が担って進歩させるべき領域だと思っているのが持論です。 なぜなら民間にやらせると儲けられないから いや当然民間の会社も環境問題に取り組みますが、こういう分野こそ官公庁の出番だと思っています。 さて、今回はその官公庁の一つである。日本の外務省が作成した「米国共産党調書 外務省アメリカ局第一課作成」という本を書評していきます。 米国共産党調書 (扶桑社BOOKS) 作者:江崎 道朗 扶…
こんにちは!コパイロツト情報発信です。 早くも30度超えの日々が続いていますが、みなさまいかがお過ごしですか? 6月のコパイロツトの一大イベントといえば、コパイロツトのメンバー・米山の著書『両利きのプロジェクトマネジメント』が刊行されたこと。 ありがたいことに、全国書店で好評発売中です。電子書籍もございます! 両利きのプロジェクトマネジメント 結果を出しながらメンバーが主体性を取り戻す技術 | 米山 知宏 |本 | 通販 | Amazon 「#両利きのプロジェクトマネジメント」「 #両プロ」のハッシュタグ付きでの感想も、いつでもお待ちしております。 さて、6月の活動報告に入っていきますよ〜。 …
午前零時の評議室作者:衣刀信吾光文社Amazon 法廷×デスゲーム×本格ミステリ! 第28回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。 大学生の美帆に届いた裁判員選任の案内状。記載された被告人の名前に聞き覚えがあったが、それはアルバイト先の羽水弁護士事務所が担当する事件だった。事前オリエンテーションとして担当判事に呼び出された裁判員たちに、通常とは違う異例の事態が訪れる。一方、弁護士の羽水は検察のストーリーに疑問を抱き、見逃された謎に着目する。被害者の靴下が片方だけ持ち去られたのはなぜか? それを元に事件の洗い直しを始めるが……。 現役弁護士が仕掛ける伏線の数々……あなたはいくつ見破れる? 後半、凄…
おはようございます。 読書がライフワークになっている 医療業界のコンサルタント ジーネット株式会社の小野勝広です。 最近、資本主義の限界を感じることが多いです。 実際にそういう書籍も増えていますし、 システムとしても、結果としても、 このままでは持たないんじゃないか?という 漠然とした危機感を持つこともあります。 そういう時代の転換期に 何を考え、どう行動するか? いかに働き、どう生きるのか? そんなことを考えていましたら 本書と出会いました。 今回ご紹介する書籍は、 【 世界は贈与でできている 資本主義の「すきま」を埋める倫理学 】 です。 本書をピックアップした理由 『 世界は贈与でできて…
毎週日曜日は、この一週間に週刊誌や新聞などの書評やブックレビューに取り上げられた本を紹介しています。読書の際の参考になれば幸いです。書評内容やレビューについては各誌・HPなどをご覧ください。 今週の書評本 (6/30~7/6 全83冊) *表示凡例◆掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数書籍タイトル 著者.編者 出版社 税込価格 書評掲載回数(②回以上を表示) ◆サンデー毎日「遠回りの読書」: 7/13 号 2 冊「日本スゴイ」の時代 カジュアル化するナショナリズム 早川タダノリ 朝日新書 990「透明」になんかされるものか 鷲田清一エッセイ集 鷲田清一 朝日新聞出版 2,035 ◆女性自身「今…
今週のお題「最近やっと〇〇しました」 本好きにとって積ん読は切っても切れない関係である。 積ん読しているのに新たに本を買う、積ん読しているのに何度も同じ本を読む等。 ときどき自分のしていることは矛盾していないか、と思うことがある。 しかし、本好きはそんなことを思いながらも積ん読したっていいじゃないか、と開き直っている(笑)。 そんな積ん読に長年居座っていた本をようやく読んだ。それが、苅谷剛彦の『大衆教育社会のゆくえ』である。 せっかくなので、読んでみて思ったことを少し書いてみる。 大衆教育社会と呼べる程、教育は全国津々浦々にまで行き渡っている。 そこでは平等主義により差があるにもかかわらず見え…
おはようございます。 読書がライフワークになっている 医療業界のコンサルタント ジーネット株式会社の小野勝広です。 歴史を振り返れば どの時代でもロクでもねえところがあり 現代社会にも絶望的になりますけど、 でも、それでも、 それぞれの時代をたくましく生きた人が 新たな社会を切り拓いたのですよね。 そんなに大層なことではなくても 誰もが半径5メートルの改革は 実現可能ではないかと思います。 そのためにも現状を知り、 時代を読む力は大事になりますね。 今回ご紹介する書籍は、 【 動乱期を生きる 】 です。 本書をピックアップした理由 『 動乱期を生きる 』 内田 樹 山崎 雅弘 祥伝社新書 を読…
今回は図書館で本を読み終えたため、その感想について残しておくことにする。 1. 本の内容 今回紹介するのは、映画のノベライズである「おくりびと」だ。簡単に内容を説明すると、オーケストラ奏者としての夢が潰えた主人公が妻を連れて地元の山梨に帰り、そこで成り行きで納棺師(葬儀屋に遺体を引き渡す前に洗浄や化粧をし、棺の中に入れる仕事を行う人。エンバーミングとかもこの一種なのか?)として仕事をするようになる話である。 2. 感想 私はこの本を読み、仕事に対する偏見とそのつらさを感じた。私はどのような仕事でもそれぞれ誇りがあり、誰も仕事内容で差別をすることはできないと思っているが、作中では地元の友人、依頼…
『別海から来た女――木嶋佳苗 悪魔祓いの百日裁判』を読んで 2007年から2009年にかけて、3人の男性を殺害(他に起訴されていない事件もあり)し、複数の男性から1億円以上を詐取した“毒婦”として世間を騒がせた木嶋佳苗。 「首都圏連続不審死事件」として報じられたこの事件が衝撃を与えたのは、その残虐性だけではなかった。世間の抱く「結婚詐欺師=若くて美人」というイメージとはかけ離れた容姿の女性が、なぜそれほど多くの男性から金を引き出し、命まで奪ったのか――。 事件が起きた当時は、まだネットが今ほど普及しておらず、出会い系サイトを利用する男女に対してはどこか冷ややかな視線が向けられていたように思う。…