自分に欠乏という考えががしみつくと、いつも欠乏を経験するというのは、エックハルト・トール氏の思想です。彼の哲学は私にとっていつも耳が痛いです。私を含めて多くの人は、すでにある自分の人生の豊かさを認めず、欠乏ばかりが目につきます。しかし、すでにある自分の人生の豊かさを認めること、それがすべての豊かさの基本になります。 世界が物惜しみをして与えてくれないと思っていても、実は自分自身が物惜しみして世界に与えていないともいいます。なぜ物惜しみするかというと、自分は小さくて、何も与えるものがないと奥深いところで信じているからだそうです。謙虚でいいようにも思いますが、自分自身を過小評価しすぎているというこ…