水は100℃で沸騰しない!?気圧と沸点の関係 「水は100℃で沸騰する」と習いましたよね。でも実は、これは気圧が1気圧(地上の標準気圧)の場合のみの話。実際には、気圧が変わると水の沸点も変わるのです! 標高が高いと水の沸点は低くなる 標高が高い場所では気圧が低いため、水は100℃よりも低い温度で沸騰します。たとえば、 富士山(標高約3776m)では約87℃で沸騰 エベレスト(標高8848m)では約72℃で沸騰 このため、高山でインスタントラーメンを作ると、お湯が100℃にならず、麺がいつもより柔らかくなりにくいのです。 圧力鍋は逆の原理を利用している 一方で、圧力鍋は内部の気圧を高めることで沸…