水虫なんて、生涯無縁のものだと思っていた。我が家では祖父が水虫持ちだが、毎日お風呂にも入っているし、感染ることなんてないだろうと。 最初は爪が割れているだけにしか見えなかった。足の爪を切ろうと爪切りを構えると、爪が1本根本から白く浮いているではないか。ぶつけたか?何かに引っ掛けたか?心当たりは全く無かったが、このままでは爪がベロンと剥がれてしまうんじゃないか、と焦って皮膚科を受診した。 白くなった爪をえらく拡大して写真を撮った医師は、やはり「何か剥がれるような心当たりはあるか」と尋ねる。私が「特に無い」と答えた瞬間、医師は顔色を変え裏へといなくなってしまった。 何かまずいことを言っただろうか。…