先日、デール・カーネギーの『人を動かす』という本を読んだ。この本には、いかにして人に気持よく動いてもらえるのか、良い感じの人間関係を作っていくにはどうすればいいのかが書かれている。同書には以下のことが書かれていた。 人を批評したり、非難したり、小言をいったりすることは、どんなばか者でもできる。そして、ばか者にかぎって、それをしたがるものだ。 人を非難するかわりに、相手を理解するように努めようではないか。どういうわけで、相手がそんなことをしでかすに至ったか、よく考えてみようではないか。そのほうがよほど得策でもあり、また、おもしろくもある。そうすれば、同情、寛容、好意も、おのずと生まれ出てくる。 …