私は、老人ホームで働く介護士の「かいごの木」です。日々、ご利用者様の生活を支える中で、様々な感情に触れます。喜び、悲しみ、怒り、そして悪意。 悪意という言葉は、重たい響きを持っています。誰かに嫌われたり、攻撃されたり、傷つけられたり…。そんな経験は、誰にとってもつらいものです。 介護の現場でも、悪意を感じることは少なくありません。ご利用者様から暴言を吐かれたり、職員同士で陰口を言われたり…。そんな時、どうすれば心を守ることができるのでしょうか? 悪意を受け取らないために 「悪意」は相手の問題 まず大切なのは、「悪意」は相手の問題であることを理解することです。相手がどのような意図でその言葉を言っ…