ほとんど、 頭の中のお喋りが停止している状態で生きている(笑) ただ、思考の〝お喋り〟は出てこなくなったが、 思考自体は普通に出てくる。 例えば、授業をしたり、何かを話し合ったり、といった、 今この瞬間に、見たり、聞いたりしたことに呼応して、 何かを考え、それに即した受け答えはきちんとできる。 (まあ、当たり前と言えば、当たり前なのだが…) ただ、その時に出てきた思いはその時だけで完結し、 終わればふたたび〝空っぽ〟に戻るので、 〝妄想お喋り劇場〟にまで発展していかないのだ。 じゃあ、その〝空っぽ〟の境地がどんな感じなのかを 言葉で説明しろ、と言われてもできない。 敢えて言うなら、ああ山田さん…