主に美を創造するために人間が行った行為により生み出された作品
最近では、感情を支配するために、コンセプトを決める場合が殆どとなっている。
芸術を定義する哲学上の試みとしては、模倣論、均斉論、表出論、現象論、異化論などの立場が歴史上存在する。
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読んだ本 酒井健『モーツァルトの至高性:音楽に架かるバタイユの思想』青土社 (2022) 小林秀雄『モオツァルト・無常という事』新潮文庫 (2006) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 「美は人を沈黙させるとはよく言われるが」の箇所でひとつ思い出す、それはヴィトゲンシュタインが述べた「語り得ぬものには沈黙せよ」という言葉であった。 「美 ≒ 語り得ぬもの」 と考えても特段違和感がない。 また、「音を正当に語りうるものは音しかない」というくだりは音楽哲学の本を軽く読んだあとに一層自分のなかで明確な意味を持ちつつあった。 バタイユはそんな美につい…
【イントロダクション】 近年、サステナビリティという言葉が注目を集めています。サステナビリティとは、持続可能性を意味し、人間社会が経済、社会、環境の3つの側面をバランスよく配慮し、長期的に持続可能な発展を遂げることを目指す考え方です。 芸術とサステナビリティには、密接な関係があります。芸術は人間活動の一つであり、社会の中で様々な意味を持ちます。その中でも、サステナブルな芸術は、環境や社会問題に取り組み、持続可能性を考慮した芸術のことを指します。 この記事では、エコロジカルアートや社会問題に取り組む作品を中心に、サステナブルな芸術の定義や役割について紹介します。また、サステナブルな芸術の可能性や…
「アートを楽しむ」という言葉から、どのようなことを連想されますか。 美術館の展覧会での作品鑑賞でしょうか。 油彩画、水彩画、陶芸作品などの制作でしょうか。 舞台、音楽、映像、庭園などもアートですね。 アートはよくわからない、自分には関係ない、と思われる方も多いかもしれませんが、私たちは日常的にアートに触れています。 当ブログでは、仕事と趣味でアートと接する機会の多い筆者が、 「アートを学ぶ」 「アートを見る」 「アートを買う」 「アートを活かす」 ための記事を公開していきます。 アートは実に幅広い側面を持っていますが、当ブログでは主に美術作品について紹介します。 私自身も日々アートについて学ん…
読んだ本 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 哲学的自然主義に基づいて考察が行われた。 自然主義というのは小説のそれとは違い、認知科学や脳科学などのサイエンスを知見に取り組む態度のことをさすと説明された。 そして本書においては客観主義を最後まで支持するということであった。 昨日から読み進め130ページ弱まで読み進んだ。 この本は後半から面白くなるタイプで、疲れるまで、結局のところ全体の6割ほどまでにとどまってしまったがこのあとは結論に向けてなかなか見所のありそうな内容であった。 ・・・ 様々な哲学…
岡本太郎美術館にいってきました 1月にたまたま出会ったタローマンがずっと頭から離れず、 ついに川崎にある岡本太郎美術館に行ってきました。 出会った時の記事はこちら↓ ru3nu.hatenablog.com なんでこんなに心が突き動かされるのかわからない。 岡本太郎の作品を見たり、 文章を読んでいるとむくむくと自分の中の何かが沸きあがるのを感じるんです。 この感情を言語化できずに、美術館に行ってからはや3週間…。 多分、このままだとどんどん薄れていく。 人に話す時も「ああ…すごい良…うう…」しか言えない。そんなの嫌だ~。 でも言葉にしてしまうと、もうそれで固まってしまう感じがしませんか? まだ…
読んだ本 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『脱人間論』は2023年になってから少しずつ読み進めた。 かなり分厚く、途中で一回止まったが昨日から再び読み始め、380項まで読み進めた。 本書のなかで「ヒューマニズム」という言葉が何回も何回も繰り返し語られる。感覚的には30回くらい繰り返されている印象であった。 その内容は端的に「笑顔のファシズム」ということであった。 みすず書房に『ハッピークラシー』という本があるが、それに通ずるものがある。 幸福についてはラッセルやアラン、…
読んだ本 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム チャールズ・ブコウスキー『書こうとするな、ただ書け:ブゴウスキー書簡集』青土社 (2022) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 池田晶子はエッセイについて語る。 文筆家は毎回毎回、何について書くのか、ネタ探しは大変じゃないですかという主旨のことを池田晶子は問われ、全く困ったことがないと述べる。 "逆に、文章を書くには「ネタ」が必要なはずだという考えに改めて私は驚く。なぜ文章を書くに際して、言葉以外の材料が必要なのだろうか。(・・・)本来の「エッセイ」とは言うまで…
読んだ本 サミュエル・ベケット『事の次第』白水社 (2016) 引用元:版元ドットコム 三島由紀夫『文化防衛論』ちくま文庫 (2006) 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム 引用元:版元ドットコム ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 『事の次第』はあまりにも不可解な小説であった。 モーリス・ブランショはこの小説に対して「この声は何だろう」と問い、「おそらくは万人の声だ」と述べたが、いろいろと思うところではあった。 こんなもの小説ではない。三島由紀夫は芸術である限り伝統に則したフォルムが無ければならないことを述べていた。芸術に対しては…
今日はエフェクター(エレキギターの音に効果をつけるもの、ペダル)制作に勤しんだ。 プラモ作りみたいに、いざ始めると夢中になってしまう。完成して音を出すと、善し悪しは別にして、自分の作ったものだからこそ特別感がある。大げさな言い方だけれど命が吹き込まれる。血のつながった存在とでも言おうか。これはエフェクターに限らず、あらゆることに言える。作るとは創造すること。自分の分身を世に産み落とすこと。 音楽や文章や絵画だってそう。それが人に評価されるされないは全く関係ない。作るとは生きている証であり、人である以上、作ることは本能ではないか。ゲームをすることだって、自分なりの物語を描いているとは言えないか(…
職人 伝統芸術陶芸 この記事には複数の問題があります。改善やノートページでの議論にご協力ください。 出典がまったく示されていないか不十分です。内容に関する文献や情報源が必要です。(2011年11月) 出典は脚注などを用いて記述と関連付けてください。(2019年6月)出典検索?: "職人" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL この記事で示されている出典について、該当する記述が具体的にその文献の何ページあるいはどの章節にあるのか、特定が求められています。ご存知の方は加筆をお願いします。(2019年…
オペラはこの国ではなかなか理解がむずかしいところがあって、聴衆にも演奏家にも評論でも、どこか手の届かないいらだたしさを感じていた。交響曲や弦楽四重奏曲やピアノ曲などを主に演奏・鑑賞する教養主義では扱いかねる「夾雑物」みたいなものがあるのだ。たとえば、小林秀雄「モオツァルト」や河上徹太郎「ドン・ジョバンニ」のようなこの国の最初期のオペラ評論など。吉田秀和のようなディレッタントもオペラの難しさを書いていた。 21世紀になってでた本書によって、そのいらだたしさやもどかしさの理由がわかる。著者によると、オペラは、1.18世紀の絶対王政期以降に、2.中央ヨーロッパのカソリック文化圏で、3.宮廷文化を背景…
すま けい・ さようなら、そしてこんにちは 幻劇場 1999年 11月4日(木)~21日(日)「美しきものの伝説」 作 宮本 研 演出 木村光一 音楽 宇崎竜童 新国立劇場中劇場 2000年 1月9日~12月17日 NHK大河ドラマ「葵 徳川三代」 脚本 ジェームス三木 演出 重光亨彦 他 総合指揮 河合淳志 すまけい伊達政宗役 7月16日放映より~~ 1月9日~12月17日 NHK大河ドラマ「葵 徳川三代」 脚本 ジェームス三木 演出 重光亨彦 他 総合指揮 河合淳志 すまけい伊達政宗役 7月16日放映より~~8月26日放映 「ひかりのまち」脚本 遠藤彩見 演出 多田健 企画・プロデューサー…
2023年3月25日(土) 9時〜19時 おはようございます ちょっと冷える朝 花冷え?というやつでしょうか 施術予約の際は以下のURLからご確認ください https://tsuji-shinkyuin.hatenablog.com/entry/2020/12/31/174838 随時更新してます (休診は赤・短縮は青・ゴールデンウルヴス福岡は橙・平常通りは黒) 装具11日目(受傷39日目) 昨日は先日の不満が和らぎ、終始ご機嫌で自らベットの上で色々動いていたのでリハビリ時間は設けず 長さが足りなかった松葉杖も新しいのが届いてサイズを合わせただけですので写真もなし 不満が和らいだのは、終業式だ…
【話材】 昨日03/24のつぶやき 西郷 頼母 幕末の合図藩家老 経営コンサルタントとして感じたことを毎日複数のつぶやきをブログでお届けしています。 もし、お見落としがありましたり、昨日のブログで再度読みたいつぶやきがあるというときに便利なページです。 本日も、複数のブログで、つぶやき済です。 https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/162a41418af38252dcb9a85d102b44bc ■【きょうの人】 0325 平 将門 将門の乱で東国独立を目指す ■【今日は何の日】 3月25日 ■ 散歩にゴーの日 ■ 電気記念日 ■ 早春の龍安寺石庭 一年365…
3月18日に叡電の観光電車"ひえい"の運行開始5周年の記念イベントがありました。寒の戻りの曇った肌寒い日でしたが、大勢のファンで賑わいました。 八瀬比叡山口駅構内のヘッドマーク掲示イベントの様子です。使用済みのHMは、売ってしまう鉄道会社もありますが、叡電では残しておいて時々イベントで公開してくれます(^^) レトロ731号につけられた「修学院」のサボが懐かしいですね。手前の二軒茶屋は、比較的きれいですけど、昔のものでしょうか? 10数年前まで現役で使われていたと思われるサボ。風雨にさらされてかなりくたびれてます(^^; ホームの端には、こんなオブジェがありました。松井 照太さんの「F=mgr…
さいたまスーパーアリーナでの世界選手権は、僕にとって初めてのフィギュアスケート観戦となった。女子フリーも楽しみだったが、何と言ってもアイスダンスへの期待が大きく、「かなだい」やチョック/ベイツの生の演技を見ることを心待ちにしていた。 あまりに長丁場なので、無理をしないようにアイスダンスの第1グループ終了後の整氷の間に入場。33組中20組しかフリーに進めないという狭き門だが、全体的にレベルは高く、アイスダンスはジャンプや転倒がほぼないので、スタンドから見ていると芸術性がよく伝わってくる。最近のテレビや配信では速報スコアの表示がデフォルトになり、寄ったカメラの映像は細かいミスも情報として伝えてくれ…
フェイブルマンズ 【映画パンフレット】フェイブルマンズ 監督 スティーヴン・スピルバーグ 出演 ミシェル・ウィリアムズ、ポール・ダノ、 東宝 Amazon 映画愛だけではなく、映画、というか芸術、表現の恐ろしさも描いたとんでもない作品。 スピルバーグが悩んでいたことを赤裸々に描く姿にも衝撃。 もっとノスタルジックな作品かと思っていたけど、とんでもない。 映画というものに祝福と呪いを受けた人の孤独な独白に見えた。 それにしてもラストカットの素晴らしさ。 映画館で思わず声を出しそうになった。 傑作。 200/011
以上、ディズニープラス配信「ガンニバル」(2022.12.28~:片山慎三)より きょう3月25日は、二階堂智(にかいどう さとし)さんの誕生日です。1966年生まれの57歳になりました。おめでとうございます。東京都出身。和光大学表現学部芸術学科卒業。富良野塾第6期生。2022年1月よりディケイド所属。 二階堂智さんの映画出演作は、 2020.03.20『もみの家』(2020:坂本欣弘)、 2020.11.27『記憶の技法』(2020:池田千尋)、 です。 『もみの家』では本田彩花(南沙良)の父親・本田隆司に扮していました。 テレビ朝日「特捜9 season4 第6話」(2021.05.12:…
出会いと思い出 愛することは理解すること 理解することは愛すること 認める心 信じる心 支える心 育てよう 健全育成 愛のスコール ようこそ安心愛へ 安寧愛より 愉快愛と共に 貫く愛心愛 愛好愛を込めて 寄り添う愛嬌愛 ときめく恋愛愛 励まし合う愛 崇高な童心愛 愛の塊 夢体系 心理学磨きをする=社会学磨きをする=人間科学磨きをする=小学校課程磨きをする 音楽磨きをする=法学磨きをする=国際関係学磨きをする=幼稚園課程磨きをする 美術磨きをする=水産学磨きをする=生物学磨きをする=児童学磨きをする 業界体系 日本大学=日本大学高等部=日本大学中等部=日本大学初等部 日本大学=法律事務所=日本語…
コンサート雑感、今回は令和5(2023)年3月21日に聴きに行きました、フェニーチェ管弦楽団の第1回定期演奏会を取り上げます。 このオーケストラを聴きに行こうと思ったのは、かなり単純な理由でして、まず会場が三鷹市芸術文化センターであったことで近場だったこと、そして無料であったことです。 フェニーチェ管弦楽団は、東京のアマチュアオーケストラで、そもそもは23区内が活動地域のようなのですが、今回は三鷹をホールとして選んだようです。コロナで演奏ができなくなったことから演奏の機会を作るために結成されたオーケストラだと、コンサートの冒頭で説明がありました。その点では、演奏することに対する熱量が大きいオー…
渋谷のお店を閉めて浅草にオープンした直後は、家から比較的近くなったのでこれ幸いと足繁く通っていましたが、今度は自分が渋谷に引っ越してきてしまったためすっかりご無沙汰になってしまった「コーヒーカウンターニシヤ」さんへ。 閉店時間が近くて比較的余裕のある時間にするっと入り込むことができました。 カスタードプリン。 開店後しばらくは、商品の撮影はお控えくださいとSNSで呼びかけていらっしゃいましたが、現在は撮影可能というスタンスになっているようでした。 つるりんとなめらかな肌感と、ぷっくりと膨らみつつキュッと口をすぼめたような端っこのかわいい生クリームの組み合わせが芸術品のようなひと皿です。 卵の風…
経済・ビジネス コンピュータ・IT・情報科学 新書 文庫 ノンフィクション 暮らし・実用 社会 芸術 ライトノベル
なにも感じないんだ月を見上げて花を見過ごしてあなたの横顔の美しさ人の営み月並みの世間話なにも感じないんだ 美学も科学もよくわからないから疑ってみた痛みだけは流れて怒りだけはドス黒く足元に流れていた 足元を流れる川 取るに足らないバカ上司バカ同僚何の足しになるんだろう飲み食いを散らかして私服を肥やす小さな事務所の俺たち極道所詮は小物 すべてに飽きたメフィストたちが暴れ回ってる所詮小物の芸術きどり消費するしか脳がないから怒りに値段をつけて偉そうにできる豊かな社会だから クソイカの家庭家畜以下の扱いそんななかやっていかなきゃならないんだ 自殺するやつの正直さに比べたら嘘偽りに鶏みたいに脳なしに生きて…
ゴールドラッシュの野蛮人みたく開拓精神のルサンチマンロックンロールなんておっさんの脇の匂いがするロックンロール芸術なんてわかりやしない酒とオナニーしか知らない聴いているやつはみんな負け犬タバコも吸えない 女は抱かない隅っこで小さくなるだけなら偉そうにできるわけではないロバートプラントが現れてぜひ蹴散らしてくれ ひきづり出されて舞台に上がれば内気な牙が黄ばんでいるのがわかるセクシーでもない スミスばっかり聴いてる 読書もしてる ネズミのくせにリーゼントをしてる 笑い物だ 文学がどこにある 哲学がなんだろくでもない 肌は荒れてるし 声は歪んでる そっけないクリーントーン 死んだ魚の目 筋肉はない猫…
ロックンロールなんて聴くな ゴールドラッシュの野蛮人みたく開拓精神のルサンチマンロックンロールなんておっさんの脇の匂いがするロックンロール芸術なんてわかりやしない酒とオナニーしか知らない聴いているやつはみんな負け犬タバコも吸えない 女は抱かない隅っこで小さくなるだけなら偉そうにできるわけではないロバートプラントが現れてぜひ蹴散らしてくれ ひきづり出されて舞台に上がれば内気な牙が黄ばんでいるのがわかるセクシーでもない スミスばっかり聴いてる 読書もしてる ネズミのくせにリーゼントをしてる 笑い物だ 文学がどこにある 哲学がなんだろくでもない 肌は荒れてるし 声は歪んでる そっけないクリーントーン…