「インナーチャイルドー本当のあなたを取り戻す方法」 ジョン・ブラッドショー著
アダルトチルドレンACと呼ばれる、機能不全家族のもとで育ちおとなになった人が本来あるはずだった子供時代を取り戻すための本。誰にでも取り組みやすいワークブックとなっている。親に見捨てられた「自分」を「自分」で育て直すワークブック。
「もう泣かないで」「前を向こう」「忘れよう」そんな言葉に、苦しさを感じたことはありませんか? 悲しみを早く終わらせたくて、自分でも無理に封じ込めてしまうことがあります。けれど、心は置き去りにされたまま。ふたをしてしまった悲しみは、姿を変えて、私たちの中に残り続けます。 ❁ 悲しみを「きちんと感じる」ことは、弱さではありません 悲しみを感じることは、決して後ろ向きなことではありません。むしろ、「感じきること」で、少しずつ心の中で整理されていきます。 傷ついた心は、そっと風にふれさせてあげることで、少しずつ呼吸を取り戻していくのです。 ❁ 悲しみにも「出口」がある 悲しみには、段階があります。感じ…
【自覚なく、親になりきれなかったままの親】 機能不全家族とか、毒親とか、愛着障害という言葉があるけれども、わたしはその言葉を使いたくない。 事実としてそういう側面があるとしても、その言葉に美しさと生気を感じないし、その言葉を使っている限り、ご本人の改善は実りにくいと思っています。 親にあたたかな愛情を注いでもらえず気持ちが報われないまま育ち、心が強張って硬くなってしまったとしても、望むなら何才でも深層心理~脳を書き換えていくことはできます。 少し時間がかかることは腹をくくってほしい。 幼い頃から小さな肩に背負ってきた重荷を下ろせる時がくるように 冷たくなってしまった小さなハートを溶かしてあげら…
私の親は団塊世代なので、私は団塊ジュニアということになります。 その昭和の時代は、「ちゃぶ台をひっくり返す父親」それを「泣きながら耐える母親」というのが世間に受け入れられていて、その子ども~団塊ジュニアたちは就職氷河期にもあたり、なかなか渋味のある世代なんだと振り返ります。 子育てに対する姿勢が、今とはまったく違っていた時代でしたね。 【 親になりきれない親 】 私自身も乱暴者の父親におびえ、それに泣きながら耐えるしかない母親を見守る長女でしたから。 そして自分にも父の暴言暴力が及ぶ時、気弱い母は守ってくれず、なぐさめてもくれず、寄り添ってもらえない。 そんな家族のことを恥ずかしいような気がし…
【なぜ神性を好むのか?】 子どもの頃からギリシャ神話や聖書が好きでした。 と言っても字が読めるようになってからなので、小学校高学年以降のことだとは思うのですが、神話など、神聖なものへの憧憬が強い人には共通点があるように思いますが、どうでしょうか? その共通点を「渇望の経験」と仮定してみる。 私の若い頃の友だちに、怪我をきっかけに人生の歯車が狂った(ように見えた) 人がいます。 そんな彼女はある時、ニュースで残酷なニュースを見聞きしてしまい「神さまは本当にいるのか⁉ いるのなら見せてほしい!」と心の中で強く思ったそうです。その翌日だったかに、マザーテレサの本が目に飛び込んできて、それ以降キリスト…
いきなり物騒なタイトルでごめんなさい。もう何年も前から、結構色々な、カウンセラーやセラピストという職業の方に会い、お世話になってきた。何か悩みがあったり困ったことがあったりする時の自分のコマンドは大体▶️本を読む▶️友達と話す▶️カウンセラーさん、セラピストさんと話すだ。今は。昔は酒を浴びたり男の人と遊んだりして紛らわせていたが、かなり虚しくなるだけなのでもうそれはほとんどしない。だいぶ回復してきた気がするけど、この1ヵ月のあれこれで、相当心身ともにダメージをくらっていたようだった。寂しさや前のことを思い出して、苦しくなる気持ちが、どうにもうまく処理できなく友人に勧められたカウンセラーさんで、…
【ずっと耐えに耐え、我慢し続けてきた人への解決法】 親は子どもに期待をし、子どもは親に無条件の愛情を求める。 先生や上司という立場の人は立派な人だから「理解してくれるはず」と期待しすぎている。 パートナーや親友は「なにもかも自分と同じであるはず」だと思い込んでいる。 お互いが求めあっていることに、それぞれが気付いていない。 だから、すれ違いや失望、トラブルが起こり、結果として心を傷めてしまう。 心に傷を抱えたままで、新しい相手や出来事に対して同じ反応を続けるから、またトラブルが続いてしまうということが起こってしまいます。 近しい関係ほど、自分と同じであるはずと一体化してしまいがちなので、親子、…
こんにちは、公認心理師の石川美樹です。 本日は、クライアントのNさんからいただいた体験談をご紹介させていただきます。 その前に—— この体験談と深く関わる「愛着障害(愛着の問題)」について、少しだけ触れさせてください。 ■ 「愛着障害」とは? 「愛着障害(愛着の問題)」とは、乳幼児期に親などの養育者との間で、 情緒的な絆である“愛着”がうまく育たなかったことで、 その後の感情・人間関係に影響が出る状態を指します。 虐待やネグレクトのような分かりやすいトラウマだけでなく、 たとえば「親が子どもの話を十分に聞いてくれなかった」 「いつも否定されていた」といった環境でも、 知らず知らずのうちに“心の…
──自己否定が止まらないあなたへ届けたい一冊 ✅こんなお悩み、ありませんか? 人間関係で気をつかいすぎて疲れてしまう 感情がうまく出せず、あとから自己嫌悪してしまう 「私って、なんでこうなんだろう…」といつも責めてしまう そんなふうに生きづらさを感じている方に、そっと寄り添ってくれる一冊があります。それが――『アダルト・チャイルドが自分と向きあう本』(アスク・ヒューマン・ケア研修相談センター 編)です。 ✅“アダルト・チャイルド”って? この本では、「アダルト・チャイルド(AC)」を、 子ども時代に家庭や人間関係で“傷つく経験”をしたことで、大人になった今も、生きづらさを感じながら過ごしている…
素顔のわたしでラク~に生きる、クリスチャン心理カウンセラーの愛夫家(あいふか)りおです。 わたしの目にあなたは価高く、貴く/わたしはあなたを愛し(中略)ている。(イザヤ書 43:4ab) 心が震えると、体がふわっとゆるむ 人は、心の震える体験をすると、不思議な脱力状態になります*1。 体がじわっと温かく感じられるような、ふわふわしたような。 そんな感覚に包まれます。 (たとえばそれは、 映画館で、感動的な映画を観終わって館内照明が再びともった時とか 旅先で、温泉にゆっくりつかったあとの、眠気を誘うくったりした感じとか 気づいたら、好きな人のことばかり考えていてうっとりしていたとか―― そんな感…
ここ最近、ずっと眠気やだるさが続いているので スッキリした感じって忘れてしまいますが きっとスポーツをしたりするとシャキッとするん でしょうね🏃♀️ ちょっとその気力体力が追いつきませんが😅 昨日瞑想をしていると、今体に必要な音を 出したくなり、しっくりくるのはイビキのような 『ぐぐぐぐぐー』 と喉を鳴らしたり、音を出さない 『ヒーーー』 といような空気音だけの音を出すと、 体がラクになる感じでしっくりきました🌟 そこで、🌟イビキ🌟ってうるさい、病気の元、 酔っ払って寝てたり、脳に意識がない時に 出る悪いものという印象しか無かったので、 実は、体に必要な音を自然と体が出している のでは? と…