人の手が加わった芸術作品に対して、考えて良し悪しを見分ける場合は「鑑賞」、自然のものに対して、目の前の光景をありのままに眺めて楽しむ場合は「観賞」と区別されるという。 「鑑賞」は、作品などを理解し、その価値を判断する、より能動的な行為を指す。一方、「観賞」は、自然や動物などをありのままに眺める、より受動的な行為という違いもある。 「鑑賞」と「観賞」は、どちらも本来は「見て楽しむ」というニュアンスを持つ言葉なのだ 楽しむ、のは感性の領域である。 まず観賞だが、ありのままに眺めることは可能なのだろうか?と素朴な疑問がわく 存在しているまま ありのままに認識することは出来るのだろうか? すべてのひと…