炊きたての白飯とは、久しぶりだ。おにぎりでも握るか。味噌汁に玉子焼きと漬物であっさりか。 今日も暑い。解体工事もうるさい。一分でも短く、朝食を済ませたい。やむなくレトルトのビーフハヤシのお世話になった。 シャワーを浴びて、外出準備だ。 時ならぬ米騒動のさなかに、米櫃が底を突いた。どうしたもんかと迷った。たかが老人一人の消費量だ。高価なブランド米を購入したところで、高が知れている。だが少々辛抱すれば、安価な古々米が出回るという。私はそれでもいっこう気にしない。どうせ炒飯にしたりケチャップライスにしたり、カレー粉ライスにしたりレトルトライスにしたりだ。それでなければ、粥飯に漬物や薬味あれこれと味噌…