過ち

あせることは何の役にも立たない。後悔はなおさら役に立たない。前者は過ちを増し、後者は新しい後悔をつくる- ゲーテ - 理性では納得していてもいざ、あせり始めたアカツキには次から次へとあせりの種が目を吹き出してそれはまるで無声映画の喜劇王チャップリンの如くです。 毎度のことながら過ちを犯し毎度のことながら後悔するわけで過ちと後悔の拡大再生産が続きます。 せめて、後悔だけでも断ち切れば煉獄(れんごく)のような循環ループから抜けだすきっかけにはなるでしょう。 という事でせっかく喜劇王がお出ましなのだから素直に自分を笑い飛ばしちゃってさんざん笑った後ならばきっと理性も働くことでしょう ランキング参加中…

過ちを避ける唯一の方法は経験を積むこと経験を積む唯一の方法は過ちを犯すこと- 詠み人知らず - 避けて通れないこともあります。それなら、痛手を最小限にとどめて明日につなげることを考えるべきです。 それなのに精神論で何とかなると思って、いや、実は本人だって無理と解ってるのに自分では認めたくなくて誰かに押し付けてる。それではいつまでも経験を積めません。 強い人、強いチームほど負け方が上手いと思いませんか？ ランキング参加中雑談 コメントを書く

自分が間違っていたと素直に認める勇気があれば、災い転じて福となる過ちを認めれば、周囲がこちらを見直すだけでなく、自分自身も見直すからだ- デール・カーネギー - 自分を見直したことってあまり覚えがないような気がします。というか、そういう場面は思い出せても気持ちが長く続いた気がしません。 もっとも”誇らしく思う”というのと違って見直すというのはそれ以降、その人を見る目が変わることで、だからスイッチやギアの切り替えはそれ自体、瞬間芸で当たり前。あらためて、いくつかの場面を思い出してその前後で自己評価が高くなったかと言えば、、、やはり、よく解りませんね。 でも、デールさんが言ってるのだからたぶん間違…

人は青春の過ちを老年に持ち込んではならない老年には老年なりの過ちがあるのだから- エッカーマン - 中島みゆきさんの古い曲に〽思い出の部屋に住んでちゃいけない 古くなるほど酒は甘くなる、、、という一節があったような気がします。老人に限らず、思い出の部屋の住人は多いです。 私は極端な対極に居て子どもの頃から”懐かしの～”みたいな番組で堺正章さんがしみじみと語るのが大嫌いでした。（思い当たる人は昭和の人でしょうね） 別にポジティブシンキングだったはずもなく単純に、手抜きな番組が許せなかったみたいです。だって、昔を取り上げるだけでなにも新しいものを創造してませんからね。 老人になっても（なりつつあり…

マタイの福音書 ２６章７１－７５節 71) そして入り口まで出て行くと、別の召使いの女が彼を見て、そこにいる人たちに言った。「この人はナザレ人イエスと一緒にいました。」72) ペテロは誓って、「そんな人は知らない」と再び否定した。73) しばらくすると、立っていた人たちがペテロに近寄って来て言った。「確かに、あなたもあの人たちの仲間だ。ことばのなまりで分かる。」74) するとペテロは、嘘なら呪われてもよいと誓い始め、「そんな人は知らない」と言った。するとすぐに鶏(にわとり)が鳴いた。 75) ペテロは「鶏が鳴く前に、あなたは三度わたしを知らないと言います」と言われたイエスの言葉を思い出した。そ…

サムエル記 第二 １２章１－１２節 1) 主はナタンをダビデのところに遣わされた。ナタンはダビデのところに来て言った。「ある町に二人の人がいました。一人は富んでいる人、もう一人は貧しい人でした。2) 富んでいる人には、とても多くの羊と牛の群れがいましたが、3) 貧しい人は、自分で買ってきて育てた一匹の小さな雌の子羊のほかは、何も持っていませんでした。子羊は彼とその子供たちと一緒に暮らし、彼と同じ食べ物を食べ、同じ杯(さかずき)から飲み、彼の懐で休み、まるで彼の娘のようでした。4) 一人の旅人が、富んでいる人のところにやって来ました。彼は、自分のところに来た旅人のために自分の羊や牛の群れから取っ…

過ちを改めざるこれを過ちという 意味 過ちを犯していながら改めないのが、ほんとうの過ちである。過失はやむを得ないが、過ちと気づいたらすぐ改めよ またこれと似たような言葉で、 過ちては則ち改むるに憚ること勿れ 意味 間違いを犯したと認識したら、（自らの過ちを認めることを気にせず）躊躇せずに改めるべきであるということ。 ってのがあります。人間誰しも間違えるもの。それを間違いとして素直受け入れ、すぐに改善する。当たり前体操過ぎる話ですが、これを実行するのはなかなかに難しい。 特に年を取ると素直に自分の間違いを認めくなり、従来のやり方に固執してしまいがちです。人間いくつになっても謙虚さと頭の柔軟さが必…