5月10日、名古屋市東区の冨士神社にて松尾流お家元による献茶式が行われ、そのお手伝いに行ってきました。 冨士神社は名古屋の桜通沿いに鎮座しています。 高いビルに囲まれ、門前の大通りは自動車が絶え間なく往来します。 献茶中の本殿内にも車の走行音が響きます。 それでも不思議と心の落ち着きを感じます。 神域に一歩入れば、そこには世俗と違う世界があるのです。 献茶後の呈茶席では、楽覚入の黒茶碗が主茶碗として使われていました。 見た目は大ぶりで厚みのある茶碗でしたが、手に取ると想像に反する軽さに驚かされました。 式のお下がりとして金平糖をいただきました。 献茶の御利益をいただく一服。 ランキング参加中茶…