久しぶりの緑葉野菜が眼の前にある。 じゃが芋を煮っころがしているさなかに、玄関チャイムが鳴った。宅配便が届いた。付合いの長いベテラン配送員氏は、独り住いの私が午前中は寝ていたり、午後は外出がちだったりするのを承知してくださっていて、時間指定のない荷物については一日の最後の配送にまとめてくださる。 荷物は学友大北君からで、いつもながらご丹精の成果である彼の畑からの収穫をご恵贈くださった。開封してみると、今回は菜つきの蕪と青梗菜(ちんげんさい)だった。 日ごろは、扱いやすく日保ちの好い根菜類か、せいぜい玉ねぎや茄子ばかりを常備することになりがちの私にとって、久かたぶりに生きの好い青菜が眼の前に横た…