私は今、六十五才の老人であるが、いきものに対しては子供と同じように興味を持っている。私は又、私の文章が子供の文章に似ているとも思っている。私は私の中に、そういう子供らしさが多分に残っている事を感ずる。そして、そのため、色々な事を面白く感じられるのを幸いな事だと思っている。(宮崎智之、山本莉会『文豪と犬と猫』アプレミディ、2025) おはようございます。宮崎智之さんと山本莉会さんの新刊『文豪と犬と猫』を宇宙最速で手に入れるために、年休を大胆に駆使して東京は赤坂にある「双子のライオン堂」という書店に行って、お渡し会に参加してきた(!)という話を前回のブログに書きました。宮崎さんに会え、山本さんに会…