本章の中心は、天の御国は、人間の功績や序列によって成り立つのではなく、神の主権的な恵みによって与えられるということです。その恵みを受けた者は、自分の働きを誇って他人より上に立とうとするのではなく、御自分の命を与えてくださったキリストにならい、仕える者とならなければなりません。 本章は、19章の終わりから直接続いています。ペテロは、「私たちはすべてを捨てて、あなたに従って来ました。それで、私たちは何をいただけるでしょうか」と尋ねました。イエスは弟子たちに報いを約束されましたが、同時に、「先の者が後になり、後の者が先になる」と警告されました。20章のぶどう園の労働者のたとえは、この警告を説明するも…