今日は朝から何もかもが嫌になってしまった。 目を覚ました瞬間、重たい現実がのしかかってきたような感覚だった。 目を開けたくなかった。 布団の中にずっと閉じこもっていたかった。 でも、時間は進んでいく。 世界は勝手に動いているのに、自分だけが取り残されているようで、どうしようもない虚しさを感じた。 何をする気にもなれず、ただ天井を見つめていた。 起きなきゃいけないという気持ちはあるのに、体が動かない。 心もついてこない。 何かしなきゃと思うたびに、やる意味があるのかと自問してしまう。 食事をすることも、顔を洗うことも、着替えることも、すべてが億劫で、ただ息をしているだけで精一杯だった。 何もかも…