絶対者(神、最高実在、宇宙の究極的根拠などとされる存在)を、直接に体験する。
密儀と呼ばれる秘密の祭礼。
直感と概念と一般にあらゆる認識が到達し得ないものを直接、感得する事であり 結果 認識でさえも超越すること。
神秘体験に至上の救済価値を認め、これを中心として独特の思想や行動を展開させるような、宗教の体系ないし形態。
ヨーロッパの概念。神との個人的かつ内的交感を探求する態度。
ドイツ神秘主義、キリスト教神秘主義、イスラーム神秘主義、工業神秘主義、神秘十字教...等
意識の進化と神秘主義
神秘主義と論理
あかぬ色香は昔にて 祐徳稲荷神社の尼寺としての前身「祐徳院」に関する研究日記 ※タイトルは、祐徳稲荷神社の創建者である花山院萬媛の愛された皇太后宮大夫俊成女の歌「梅の花あかぬ色香も昔にておなじ形見の春の夜の月」から採ったもの。 ※萬子媛という呼び名は明治以降のものと思われるので、存命時の呼び名の一つであった可能性の高い「萬媛」に統一したい。このことについては研究日記の中で触れるが、さしあたって次の記事を参照されたい。 mysterious-essays.hatenablog.jp はじめに 祐徳稲荷神社とは 境内摂末社と、そこに祀られている神様 石壁神社 命婦社 岩本社 岩崎社 若宮社 執筆に…
とんでもない文学に出会ってしまった。 J.K.ユイスマンスの『さかしま』 さかしま (河出文庫)作者:J・K・ユイスマンス河出書房新社Amazon 原タイトル : À rebours, (1884 , フランス)A Rebours by Joris-karl Huysmans (Folio (Gallimard))作者:Huysmans, Joris-KarlGallimard EducationAmazon 少々難解ゆえ、腰を据えて三読した。 ユイスマンスの博識と感性から成る小宇宙、 「人工楽園」 これを神秘といえようか、、、 全てを理解できるわけないけれど、 それはそれで、 無理に理解しよ…
「言霊実験」という用語は、一般的な科学的な文脈では使われない言葉ですが、日本の神秘主義や超自然的な信念に関連する概念です。 「言霊」(ことだま)は、言葉や言語に宿る霊的な力や効果を指す概念です。言霊の信仰は、特定の言葉やフレーズが現実に影響を及ぼすという考えに基づいています。 「言霊実験」とは、このような言霊の力や効果を検証する実験や試みを指す可能性があります。具体的な実験方法は様々であり、例えば特定の言葉を唱えることによって環境や自己の状態が変化するかどうかを観察する、特定の言葉を書かれた紙を持ち歩くことによって幸運や健康がもたらされるかどうかを確認するなどが考えられます。 言霊実験は科学的…
ランキング参加中図書室 最近買った2冊、井筒さん本は1981年の講演がベース、密教本は1986年のシンポジウムのまとめ、と図らずも2冊ともライブ感のある話し言葉が元である本でした。 私父方神道、母親キリスト教、父方祖父は宗教嫌いとなかなか複雑な宗教環境にありましたが、そういう意味では仏教は身近にないが故に自由で、仏像巡りや龍樹、原始仏教や禅、密教マンダラあたりを楽しくかじって来ました。 そして東西神秘思想の邂逅や類似点と違いなども面白いのですが、例えばユングのマンダラへのアプローチ(始めは理解されないと危惧し人には言わず自らの治癒のため描いた絵(red bookかな?)が、東洋ではマンダラと言…
www.youtube.com 私を知る旅の語り部 Daso Sufiです。 =========== 失われたことば =========== 失われた言葉というのは 東洋の神秘家の間に長きにわたって存在してきた象徴的な語句です。 この特別な問題を理解しようとして、 数多くの霊的で神秘的な教団が形成されてきました。 しかし、実際には、問題を解いた人はみな、その後、 それについて、めったに口を開きません。 東洋の古代の物語は、 神秘の壁が存在していたことを教えます。 壁を登って向こう側をのぞこうとした者はみな、 ほほえんで向こうに飛び降り、 二度とこちらに帰ってこないのです。 そこで、土地の人々は…
こんにちは。💚 今の自分の命と魂を地球で最大に活かして生きる私が 知覚を拡大する旅路で体験した情報を共有するブログ🌌 さて、ということでブログ名も変更してみた。 数秘1を使って(D1)直観で書き連ねていく所存でございます。 ○自己紹介○ 名前はひとみです。出生は日本。LP34/7。太陽牡羊♈月乙女♍。B型。KIN118(音1・白い鏡・白い鏡)。 なかなか壮大なブログのタイトルになってもーた。 私にとって知覚拡大というのは、 自分の感覚をありのままに味わいつくして ワタシ の中の潜在意識を顕在意識にあげていく過程でそれは起こると感じる。 知覚拡大=潜在意識・潜在能力の開花。 私は私の可能性をこの…
キリスト教において神秘主義は端的に異端とされているように思う。 まず浮かぶのはマイスター・エックハルトである。 上田閑照先生の(その深い知見ゆえについ先生とつけてしまいましたが、勿論お会いしたことはございません)「禅仏教 根源的人間」1993 岩波同時代ライブラリー 初出は1973年8月筑摩書房刊 のさわりだけをちょっとだけ読んだ((笑))。 禅と似ているといわれるというドイツ神秘主義に含まれるエックハルトは「何故に神は人となり給うたか」(Cur deus homo?)という問いに対し、ある説教でこう述べたという。 「それは汝(聴衆の一人一人)を神の独り子として、すなわちキリストと同一なる神の…
こんまりさんの片づけ本で、近藤さんが行ったいろいろなひとの片づけで、思ったより全裸で暮らしているひとが多い、という記載があり、気になって調べたところ、約5%のひとがそうだ、ということがわかった。 これは勿論一人暮らしの人へのアンケートであるが、つまりはひとりだととことん気楽でとことん好きなようにする、ということがわかる事実だ。 だが、何十年と全裸になれてしまうと、ある日結婚して服を着なければならなくなると面倒に思うかもしれない。全裸以上に楽な服はないので、これはなかなかむつかしい問題だ。 先祖代々全裸に近い形で生活していた原住民に服を着るようにさせたのは、たぶん「羞恥」「社会性」を押し付けたか…
今朝の体重、朝食前65.9kg、体脂肪率5%。今日はラッキーデイのようである。昨日夜、無理して1万歩まで歩き込んだのが良かったのかもしれない。足の付け根の動きを意識して歩いている。足の筋肉を躍動させる感じで歩いている。するとたぶん全身運動性が高まるような気がする(自分比)。 通勤時のリュックは重い。多分10kg近い気がする。ハードカバーを2冊入れると重くなる。1冊だとそうでもない。気分の問題だが。 その2冊の内の一冊が、「新プラトン主義を学ぶ人のために」(水地宗明ほか編、2014)である。 ここのプロティノスの項から引く。 プロティノスは、われわれ人間の幸福、生の最終目的(テロス)を、プラトン…
今朝の体重は、朝食前で66.3kg。体脂肪率は5.9%と出たのだが、たぶん明日は14%位になると思われる(腹部をつまんだ印象(笑))。 モデルナワクチンを接種して4日経過した。前回は40度程度の発熱があったので、今回もそれくらいか、と思っていたが、発熱自体は37.3度くらいであった。 人によっては全く気にならない体温かもしれないが、私は平熱が36.3度位なので、一度違うと結構フラフラする。接種は10時頃であったが、当日は問題なく、夜2時に発熱と手足の違和感で目が覚めた。その後目が冴えて眠れない感じがしたが、目を閉じていたら眠っていた。翌日も37.2-37度の微熱ながら、フラフラしていた。ロキソ…
山本浩貴(いぬのせなか座)『新たな距離』(フィルムアート社、2024)を読んでまず考えたのは反復についてだった。次に考えたのが、フロイト-ラカンのことだった。繋がるかわからないが、下記になぜそのように考えたかを書いてみる。 本書は小説論≒制作論である。難しいが、とても面白かった。保坂和志と大江健三郎の小説論の影響のもと、生態心理学、認知言語学から吉本隆明の詩学、多元宇宙論までを援用し、オリジナルな議論を展開しようとする大著で、なんと三部作という。 本書を暴力的に要約すれば、読むことと書くこと、生きることをつなげる試みであると言える。 本書は膨大な引用ともになされる思考に特徴がある。例えば註の爆…
『琉球怪談』 現代実話集 闇と癒しの百物語 小原猛 ボーダーインク 2011/2 <キジムナー> ・たとえば沖縄でもっとポピュラーな妖怪であるキジムナーは、戦後という垣根を越えると、急激に目撃例が減少している。取材していく中でも「戦前はキジムナーがいっぱいいたのにねえ」「戦後すぐはいたけど、もういないさ」という、オジイ、オバアの声を聞いた。 もしかしたら戦争でのウチナーンチュの意識が変わり、キジムナーの存在を受け入れなくなってしまったのかもしれない。沖縄戦、という次元を超えた壁が、怪の世界にも立ちはだかっていることを、身を持って実感した。 <戦後の駄菓子 キジムナーのはなし1> ・Nさんはとあ…
(2024/4/24) 『日本怪異妖怪事典 中部』 高橋郁丸、毛利恵太、怪作戦テラ、朝里樹 笠間書院 2022/8/26 <井戸菊の谷の狒々> ・筆者命名。富山県中新川郡上市町伊折の話。 『三州奇談』巻之五に「異獣似鬼」として記されている。 この猅々は風雲を起こして風の中を飛行する。よく人を引き裂いて、投げ散らかして捨てるのだという。 昔、伊折村に源助という樵がいた。彼は大力で足も速く、二、三人の友と山で猟をして獣の肉を食おうと山に入ったところ、一日のうちに猿や狸などを70匹余り、刀を使わず拳で打ち殺してきたというほどの覇気の者であった。ある時、井戸菊の谷という所に樵たちが初めて入ろうとしたら…
マインドフルネス瞑想は役に立っているけど、課題もあるね。 あわせてよみたい マインドフルネス瞑想は役に立っているけど、課題もあるね。 僕はメンタルケアのためにいろんな習慣をやってるけど、一日20分だけマインドフルネス瞑想をやる時間というのを設けている。こちらは、朝に出勤する時に車に乗り込んだらすぐに瞑想の音源を再生し始めて瞑想を始めてしまうのである。 マインドフルネス瞑想に関しては3年ばかしは習慣化して続けていると思う。お前、随分と意識の高めのスピリチュアルっぽいことやっとるやんけ、と思うかもしれないけど、それはちょっと違う。単純にきちんと瞑想を練習してメタ認知を身につけておくと、日常生活でや…
危険なメソッド [DVD]キーラ・ナイトレイAmazon この作品のことはまるで知らなかったが、ジークムント・フロイトとカール・グスタフ・ユングとのドラマ、そこにわたしの知らなかった人物だが、ザビ―ナ・シュピールラインという実在の女性が絡むのである。ザビーナはやはりのちに精神分析医になるのだが、映画の冒頭では彼女自身が精神病院へ収容される患者であり、担当医はユングなのだ。ザビーナはのちにユングと関係を持ち、自身が精神分析医となり、フロイトと文通もする(じっさいにフロイトと会ったこともある)。そりゃあまさに「危険なメソッド」であろう。人物関係を聞いただけでおそろしい。 映画を観ると、この3人にプ…
解説 自分らしく生きるための方向、自分と向き合う、相手と向き合うためのスプレッド ①人生で向かうべき到達点、目標 ②どのようなものに情熱を抱くのか ③この先乗り越えなければいけない試練 ④あなたの強み ⑤手放したほうがいい物 ⑥達成できる目標★キーカード ⑦対人関係 ⑧成果、職場環境 ⑨あなたが気付いていないトラウマ ⑩あなたが置かれている状況 3つの山に分けてから1つにまとめ「本質は?」とカードに聞きます。10枚カードを引き1枚目を一番上、2枚目は右斜め下、3枚目を左斜め下に。4枚目は2枚目の斜め下、5枚目は3枚目の斜め下、6枚目は真ん中。7枚目は4枚目の真下、8枚目は5枚目の真下、9~10…
Hans Jonas さんの名はJean-Pierre Dupuy「ありえないことが現實になるとき ――賢明な破局論にむけて」2002 - .。oO(さっちゃんですよヾ(〃l _ l)ノ゙☆)で「責任という原理: 科学技術文明のための倫理学の試み」の著者と見知ってゐたゐた。東京は目黑の古本屋でこの「グノーシスと古代末期の精神」を見掛けた時、この人はこんな本も書いてゐたのかと思ひ、分厚さと見知った名の譯者に惹かれて購入した。 グノーシス (γνῶσις) は、永らく續けてゐる人類の思想の蒐集の、對象の一つとしてのみ關心を持って來た。しかし一般に輕んじられてしか論じられないこの對象は、知られざる考…
一条真也です。『亜宗教』中村圭志著(インターナショナル新書)を読みました。「オカルト、スピリチュアル、疑似科学から陰謀論まで」というサブタイトルがついています。著者は1958年、北海道小樽市生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程満期退学。宗教学者・編集者・翻訳家。昭和女子大学非常勤講師。ブログ『教養として読む世界の経典』、ブログ『聖書、コーラン、仏典』で紹介した本をはじめ著書多数。 本書の帯 本書の帯には、「なぜ、信じるのか?」という言葉を中心として、「妖精写真」「動物磁気」「エスパー」「反進化論」「臨死体験」「シンクロニシティ」「千里眼」「Qアノン」「ニューエイジ」「UFO」「ポスト…
『世界霊界伝承事典』 ピーター・ヘイニング 柏書房 1995/11 <黄色い人> ・根強く残る言いつたえによれば、フランス国民の運命は、通称「黄色い人」という幽霊の出現となぜだか関係している。顔は黄色で喉のまわりに赤印のあるこの妖怪は、1870年にはじめて目撃されたとの由。これは、いざ普仏戦争(1870~71)が勃発しようという時期だった。エリオット・オードネルは、『諸族の幽霊と幽霊現象』(1933)でこの幽霊について書いている。同書にはこうある。 ・「戦争を生きのび、いわゆる<黄色い人>を見た記憶のある人の意見では、それはなぜかフランスの命運に関係していて、その出現によってフランスがもうすぐ…
『宇宙戦争を告げるUFO』 知的生命体が地球人に発した警告 元航空自衛隊空将 佐藤守 講談社 2017/5/25 <すでに火星にはコロニーが> ・私が二冊の本を上梓したあと、サリバン氏との縁で、アメリカ・アダムズ山でのツアーで知的生命体との遭遇を経験した人たちにお会いしました。八王子に住むKさんご夫妻です。ご主人は音響関連会社の技師で、現地アダムズ山麓で知的生命体を目撃しました。そのとき次のページの写真を見せてくれたのですが、「これを見たら信じる以外にないでしょう」といいます。 ・このギリランド氏は、カリフォルニア州出身で、1952年生まれ。10代後半に海で臨死体験をしたのち、ヒーリング能力な…
ふと思った。 こうしてブログを更新してしまうのは、誰かと話をしたいからじゃないのだろうか。 読書記録が進まないのは、がらにもなく理系の本を読んでいるからだけれども、だからと言ってブログを書く理由にはつながらない。 言葉にしたいのは、何か別のものがあるわけでも無いような気がする。 声高に何か主張して誰かに認められたいわけでもないだろうし、誰かの考えを変えたいわけでもないだろう。 じゃあ、大人しくしてればいいじゃん、という事でもないのがちょっと厄介なところで、ここにはいない誰かに話しかけているような気がする。 それが具体的な誰かではない。 身の回りにいる誰かでもないけれど、もしかすると、過去に存在…
時空を超えた謎多き人物、サンジェルマン伯爵。18世紀ヨーロッパを舞台に数々の伝説を残した彼の話は、今も尚、多くの人々を魅了し続けている。 不老不死とされ、歴史の影で影響力を行使したという彼の物語は、ただの逸話に留まらず、現代のメディアやポップカルチャーにも深く根付いている。 この記事では、サンジェルマン伯爵の不思議な魅力に迫り、彼の生涯と伝説が現代にどのように解釈されているのかを探る。 序章:時を超える謎の人物、サンジェルマン伯爵 1-1. サンジェルマン伯爵の基本情報と歴史的意義 1-2. 伯爵に関する人気の高まりとその理由 歴史の中のサンジェルマン伯爵 2-1. 活動した時代の歴史的背景と…
THE ABYSSINIAN PARADISE IN COLERIDGE AND MILTON. LANE COOPER. CORNELL UNIVERSITY. 萩原 學(訳) University of Chicago Press Journals Modern Philology , Jan., 1906, Vol. 3, No. 3 (Jan., 1906), pp. 327-332 ガーネット博士は『コールリッジ詩集』292ページで、『クビライ・カーン』におけるアビシニアへの言及を次のように注釈している: In his Poems of Coleridge, p. 292, Dr. …
すごくスパイシーな本を読んでます。 ピリピリに刺激的で、キレッキレな鋭い批判が気持ちイイ(笑) SELFISHNESS(セルフィッシュネス) ―― 自分の価値を実現する 作者:アイン・ランド Evolving Amazon アメリカで、聖書の次に売れている本!として有名な小説『肩をすくめるアトラス 』の著者が展開する倫理学。 右翼よりの熱烈なファンが多いアイン・ランド哲学… いやぁ、オモシロイ。 経済活動の在り方、理想論として受け取られている(アイン・ランドもそのつもりで語ってるんだと思うけど)思想だけど、 彼女がボコボコに批判する「神秘主義」的な人間成長論を語るジョゼフ・キャンベルの思想とリ…
今日もお立ち寄り有難うございます。 やはり日本のメディアは❝国民の声❞をスルーしましたね。 参考記事:緊急:パンデミック条約、国際保健規則改定反対集会&デモ - 姥桜 ここまで露骨に隠し通すのは、もう中国共産党と同じレベルですよね。 「報道しない自由」を実行していますね。 先ず改革をするとしたら、「マスメディア改革」ですかね。 「権力の番人」と称しながら、「権力の奴隷」になっているのが、日本のマスメディアですね。 それにしても不思議なのは、日ごろ政権与党をボロクソに批判しているサヨクメディアまでもが沈黙している。 これは「共産主義思想=全体主義=ファシズム=グローバリズム」ということなんでしょ…